【神戸スティーラーズ リーグワン第5節に向けて】 カンファレンス1巡目最後の試合で、最高のパフォーマンスを。

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

今節で同じカンファレンス同士の対戦が一巡し、カンファレンスBのコベルコ神戸スティーラーズは、敵地でクボタスピアーズ船橋・東京ベイと激突する。現在、S東京ベイは3勝1分で、全勝の埼玉パナソニックワイルドナイツに次いで2位につけている。強いFWに、スピードあるBK。しかも、会場である江戸川区陸上競技場での試合では、目下10連勝中だ。前節でゲームキャプテンを務めたマルセル・クッツェーは、今節に向けて「規律を守り、フィジカルで80分間プレッシャーをかけ続けることがポイントになる」と話していた。手強い相手との一戦に、神戸スティーラーズは、NECグリーンロケッツ東葛戦で負傷したキャプテンの橋本が戦線復帰し、チームを牽引する。なかなか試合全体を通して、神戸ラグビーを見せることができていないが、今節こそ胸がすくような試合をして、Steel Matesに勝利を届けたい。(取材日:2023年1月20日)

GR東葛戦で負傷し、前節はスタンドから見守った。今節は、前節の悔しさを晴らす試合にしたい。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL橋本皓選手(キャプテン)
前節の東京SG戦は、前半30分までは、自分たちのやるべきことができていたのですが、それを80分間続けることができなかったという印象です。また、ラインアウトでのミスも痛かった。今節では、チームとして、自分たちのやるべきことを80分間遂行できるよう準備してきました。相手は、セットプレーが強く、FWがリーグワン1大きくて、パワフルなチームです。また、BKにもいいランナーがいます。間違いなく強いチームですので、フィジカルバトルで受けることなく、しっかり前に出て、ボールを動かしトライを取る。ディフェンスも規律を守って、相手に好きなことをさせないようにします。全選手がやるべきことをやる!準備してきたことを出して、Steel Matesにワクワクしたラグビーをご覧いただけるようにしたいと思います。

2018年度にセンターでトップリーグベスト15に選ばれたバッキーこと、バックマンが今シーズン、初出場を果たす。実力者のプレーにぜひ注目を。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

CTBリチャード・バックマン選手 
足首の怪我などがあり、長らく戦線を離れていましたが、コンディションも100パーセントの状態に戻り、いいメンバーがいる中で、チャンスを掴むことができました。久しぶりに試合に出られることが楽しみで仕方ありません。対戦するS東京ベイは、FWもBKも大きな選手が多く、フィジカルが強いチームです。チームにとっても、自分にとっても、ビッグチャレンジとなりますが、勝利に向けて、持ち味であるブレイクダウンや強いボールキャリーでチームに貢献したいと思います。勝って神戸に帰ってくることができるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

これまでの4試合ではNo.8でプレーし、3トライをマークしている。久しぶりのWTBでの起用に「楽しみです!」と声を弾ませていた。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

WTBアタアタ・モエアキオラ選手
久しぶりにBKで出場することになりました。WTBはトライを取ることが仕事ですが、ボールを持っていないところでもしっかり自分の役割を全うして、チームに勢いづけることができるようにしたいと思います。前節では、ミスや反則がありスコアすることができなかったですし、ディフェンス面でもたくさん課題が出ました。今節こそ、アタックもディフェンスも精度高くやりたい。自分たちのラグビーを信じて、100パーセントの力を出し切ります!
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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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