【BOATRACE】後藤翔之が連勝発進! 「すごい」と評判の伸びは田中豪 多摩川新春特別かどまつ賞

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 ボートレース多摩川で開催中の「第44回新春特別かどまつ賞」は3日に開幕初日を迎えた。初日のメインカード12Rの「多摩川選抜戦」は、1枠イン戦の後藤翔之(東京支部36歳)【冒頭の写真】がインからコンマ11のトップスタートで逃げ切り勝ち。つけ回った3号艇の作間章が2着。最内差しから2マーク、クルリと内を回った北山康介が3着。3連単は1-3-6で2320円の9番人気。なお、5号艇で出走予定だった芦澤望は、前半戦での負傷のため欠場。途中帰郷となっている。

 この12R「多摩川選抜戦」を勝った後藤翔之は「きのう(前検日)よりだいぶ上積みはできたけど、田中豪さんとか伸びでいい人はいるし上はいる。体感ではいいんですけど、足比べするといい人はいますね。それとレースに行くとズレてます。伸びは意識せず今のターンの感じで調整したい。出足、行き足は悪くないと思うので、伸びはスタートでカバーするしかないですね」と機力を分析。後藤翔之は初日前半7Rも4カドまくりで制しており、初日は連勝発進。上積みには成功しているが、まだ足に納得という表情ではなかった。

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 この選抜戦で4着に敗れてはいるが、足の評判は田中豪【写真上】がいい。初日の前半4Rでは3コースから伸びて楽々とまくっている。ストレート系は「田中さんがすごい」の声が多数。この田中、2日目は7R4枠と12Rメインカードの1枠に乗艇するので要注目だ。後半12Rのメンバーは以下のとおり。

<多摩川 2日目 12R 記者選抜戦>
1枠 田中  豪 (東京支部)
2枠 山谷  央 (東京支部)
3枠 後藤  浩 (埼玉支部)
4枠 渥美 卓郎 (静岡支部)
5枠 野長瀬正孝 (静岡支部)
6枠 桐本 康臣 (三重支部)


 初日2、1着と好調な桐本康臣が大外枠ということもあり、ここは田中豪が逃げて順当レースを演出しそうな印象だ。

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 一般予選レースでは、今年2023年の多摩川フレッシュルーキーに選ばれた2021年11月デビュー129期・藤田俊祐(東京支部20歳)【写真上】が元気な走りを見せている。今節初戦となった初日7Rでは、2周1マーク全速で握って格上の安達裕樹を競り落とし2着をゲット。

 藤田俊祐は「1周2マークは失敗したけれど、2周1マークは良かった。乗りやすいのがいいです。出口でこもる感じがあるので、そこだけスムーズにしたい。伸びはスタートで2回放ったので比較は分からないけれど、特訓の感じでは後藤(翔之)さんと変わらないし、一緒くらいあると思う。僕はいつも伸びを求めるけれど、なぜかターン回りが良くなるんですよね。ずれてるんでしょうね(笑い)。(多摩川フレッシュルーキーに)選ばれたので頑張らないといけない。多摩川のお客さんに愛されるように頑張ります」と機力診断とともに、新年の意気込みを語ってくれた。今後の活躍に注目したい。
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