「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション 2022」採択企業がグランドスラム東京会場でデモンストレーション!
【SPORTS TECH TOKYO】
5年ぶり東京で開催!グランドスラム東京
感染対策が徹底されるなか、会場には多くのファンが集った 【SPORTS TECH TOKYO】
INNOVATION LEAGUE アクセラレーションとはスポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが2020年度から共催しているプログラム。公募を通じ採択された企業・団体がコラボレーション・パートナーと呼ばれる競技団体・スポーツリーグと事業共創を行うものだ。本年度はコラボレーション・パートナーとして全日本柔道連盟と日本アイスホッケー連盟が参画している。
グランドスラム東京の会場では、全日本柔道連盟との共創を目指す「株式会社なんでもドラフト」と「一般社団法人スポーツを止めるな」の2社がブース出展を行い、デモンストレーションを行った。
各階級優勝者を予想。新しい楽しみ方で柔道ファン拡大を目指す「株式会社なんでもドラフト」
ブースで呼びかけを行う「株式会社なんでもドラフト」共同創業 CEOの森井啓允氏 【SPORTS TECH TOKYO】
特設サイトでは出場選手の写真を見ながらサクサク予想ができる 【SPORTS TECH TOKYO】
またブースでは予想コンテンツの他に、柔道の技を紹介する特大おみくじも設置し、子どもから大人までおみくじを引く人であふれ、盛り上がりを見せていた。
特大おみくじ箱。柔道の代表的技の説明が書かれたおみくじが用意されている 【SPORTS TECH TOKYO】
アスリートの生理にまつわる問題を啓発する、スポーツを止めるな「1252プロジェクト」
グランドスラム東京の会場に設置したブースには、1252プロジェクトを紹介するリーフレットや映像が用意され、全日本柔道連盟でチーフストラテジーオフィサーを務める柔道家の井上康生氏が特別出演する動画も披露された。女性アスリートの生理にまつわる問題は、日本に限ったことではない。海外から来日した選手や関係者、ファンへも活動を知ってもらえるよう、英語バージョンのリーフレットも用意されていた。ブースを見ていると、足を止める人は女性だけではなく男性も多い。これまで大切ではあるものの、十分に光が当てられてこなかった女性アスリートの生理にまつわる問題が、きちんと社会に認知され、理解されていくためには幅広い層の議論が必要だ。ブースでプロジェクトメンバーから熱心に説明を聞く来場者や柔道関係者の様子から、着実に社会が変わりはじめている印象を受けた。
ブースでは生理をテーマにしたクイズも出題 【SPORTS TECH TOKYO】
国際大会に合わせて、日英両方のリーフレットを配布 【SPORTS TECH TOKYO】
室伏長官も会場入り。ブースを視察
特大おみくじを引く室伏長官 【SPORTS TECH TOKYO】
室伏長官と1252プロジェクトメンバー 【SPORTS TECH TOKYO】
来年3月のデモデイに向け、INNOVATION LEAGUE アクセラレーション 2022はいよいよ佳境に!
INNOVATION LEAGUE アクセラレーション 2022は、並行して日本アイスホッケー連盟との共創を行う「株式会社スポリー」、「株式会社MILOQS (ミロックス)」と合わせた4社でプログラムが進んでいる。各社のプログラム成果については来年3月のデモデイにて発表される予定だ。
10月のキックオフを皮切りに始まったプログラムもいよいよ佳境。スポーツと産業の拡張を狙う各社の奮闘に期待したい。
来年3月のデモデイに向けたプログラムスケジュール 【SPORTS TECH TOKYO】
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