【BOATRACE】見事な佐賀勢ワンツー! 山田康二が逆転勝利で地元周年初制覇 G1唐津69周年記念

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 ボートレース唐津(佐賀県唐津市)の「G1全日本王者決定戦 開設69周年記念」(優勝賞金1000万円)は9日、最終12Rで優勝戦が行われ、山田康二(佐賀支部34歳)【写真3枚】が磯部誠、深川真二との大接戦を制し、悲願の地元周年初制覇を成し遂げた。G1戦は2018年12月の唐津ダイヤモンドカップ以来、4年ぶり2回目、今年は江戸川G2戦を含む7回目、通算では32回目の優勝を飾った。

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 進入は深川真二の前付けに対し、S展示は湯川浩司も抵抗し145/236の並びだったが、本番は湯川が深い進入には付き合わず、15/4/236の2対1対3の並びに変わった。インの山田康二は90メートル付近の深い起こし。スタートは絶好の4カドになった渡邉和将がコンマ03と抜群のタイミング。内3艇を一気にのみ込むかと思われたが、まくるかまくり差すのか一瞬、迷ったのだろうか。中途半端な攻めになってしまい、山田にボートを合わされて大きく飛んでしまった。

 この展開を逃さなかったのが大外の磯部誠。見事なまくり差しで突き抜け、バックは2艇身のリード。2コースから差した深川真二が続き、山田康二は外めの3番手にいた。

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 迎えた1周2マークでまたしてもドラマが起こる。先マイの磯部誠に対し深川真二が引かず、両者ボートが合わさって流れ気味。今度はこの展開を逃さなかった山田康二がきっちり差して深川に届き、2周1マークの先マイでようやく勝負に決着がついた。3連単の1-5-6は2910円の11番人気。1周1マークを攻め切れなかった渡邉和将、1周2マークで競ってふくれた磯部誠にとっては悔しいレースになってしまった。

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 優勝した山田康二は、「このレースに出場が決まってからは、優勝するんだという気持ちで来た。結果を残せて最高です。泣く準備をしていたのに、(表彰式には)笑いながら来ました。うれしいの一言と、(深川)真二さん、ありがとうって感じです」と終始笑顔でヒーローインタビューを受けていた。

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