鎌倉インテルと素敵な仲間たち「練習でしか見られない選手の努力する姿を見続けるのも一つのサポートじゃないかな」にこにこコーポレーション株式会社
【Kotaro Matsuo】
(文・古賀寛明)
【Kotaro Matsuo】
仕事をしながらサッカーする、その熱意が応援の原動力
石田 ちょうどオーストラリアでのシーズンが終了したので一時的に日本に帰ってきていて、今は鎌倉インテルで練習させてもらっています。いろいろ苦労したみたいですが、良い人生勉強を積んでいると思います。
今シーズンはオーストラリアへ挑戦中の石田玲選手 【石田玲】
石田 彼が鎌倉インテルのセレクションを受けるというのが最初ですね。2020年、新型コロナの感染が広がった年の冬でした。もの凄く寒いなか、社会人が仕事終わりによくサッカーをするなと思ったんです。プロならお金もらえるけど、お金ももらえないんですから、もの好きだなと(笑)。それが最初の印象でした。
岡崎 それまでは、鎌倉インテルのことはご存じでしたか。と、いうのも石田さんのご自宅というのは鳩スタの近所なので。
石田 そうなんですよ。実は、鳩スタから歩いて10分くらいのところに自宅があります。でも、サッカークラブの存在こそ知っていましたが興味が無いので、息子がセレクションを受ける段階で、はじめてクラブに興味を持ちました。その後、鳩スタの1平米スタジアムオーナーの話があり、そこに参加したのが私個人としての関りのはじまりですかね。
岡崎 スポンサー企業になっていただいたのも、営業をかけたわけでなく、1平米スタジアムオーナーの大口支援のなかに石田さんという名前があったので、玲君にご家族かと訊ねたところ「俺の父親っす」と言うので(笑)、まずはお礼に行こうということになり、洋光台の会社に伺いました。そうしたら、とんとん拍子にユニフォーム背中のスポンサーになっていただいたわけです。今はよく差し入れもいただき、選手とも密に関わっていただいています。
石田社長から選手への差し入れ 【㋚写真】
岡崎 いや、ほんとにお世話になりっぱなしで。僕も個人的にもお付き合いをさせていただいますが、先日も、ちょっとご自宅に伺ったら、既に4人くらい選手が来ていてビックリしましたからね。
石田・岡崎 (笑)。
サポーターは、やっぱりサポートしなきゃ
【DAN IMAI】
岡崎 僕も中学時代、全国大会が北海道で開催されて母が応援に来てくれたのですが、25人のメンバーのなかで僕だけが出場できなかったんです。保護者の中で、息子が唯一出られなかったと思うと、母に対して凄く申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを今も忘れません。そういう意味で、石田さんには、練習も試合も見に来ていただき、試合に出るメンバー、出ないメンバー関係なく気軽に接していただけているのは、本当に感謝しかありません。逆にお聞きしたいのですが、石田さんにとってサポートすることで得るものはあるのでしょうか。
石田 ありますよ。見えないところで努力していて、試合に出られない悔しい気持ちを抑えながら、クラブに貢献しようと頑張っている選手を見ると、自分も頑張ろうと思わせてくれます。
岡崎 リーグも終盤戦になっていくとチームがだんだん決まった形になってきますから、試合に出られない選手は、練習時間は一緒でも裏方に回らなければならないし、モチベーションも下がってしまう。でも、ちゃんと見てくださっていることは、出られない選手に力を与えてくれます。
石田 努力しているのは見て知っています。ただその努力を発表できなかっただけなんですね。選手を辞めても人生は続きます。人生、先は長いので、失敗や苦しかったことを笑い飛ばす、余裕のある人間になってもらえればと思っています。そうなれば、人の失敗も許せますからね。あんまり勝ち負けにこだわりすぎるとサッカーがつまらなくなりますし、すると応援する側もつまらなくなるでしょう。だから、心からサッカーを楽しんでいる雰囲気の方がサポートする側も嬉しい。これは練習中も同じで、先輩が後輩に対して高圧的な物言いや、選手同士で罵りあったりするのはスクール生も多くいるのでやめて欲しい。まぁ、負けたら次がんばろうでいいんじゃないかな、そればっかりじゃダメか(笑)。
岡崎 そうかもしれません(笑)。
石田 でも、プロは生活かかっているけど、プロじゃない良さってそこじゃないかなと思いますよ。サポーターになったことがないから、サポーターの言葉の意味から考えたからね。罵るなんてアンチがやることだよ。サポーターはやっぱりサポートしなきゃ。
岡崎 石田社長の熱いサポートに大変感謝しています。今後、鳩スタだけでなくクラブに対して期待したいことはありますか。
石田 今後もできるだけ、これまで同様にサポートさせていただこうと思っていますが、クラブの規模が大きくなるにつれ、僕らの手の届かないところにいってしまうのではないかと思うこともあります。そうなってほしい反面、寂しい気持ちもありますね。クラブに対しては、スクール生がもっと増えて欲しいし、そこから鎌倉インテルの選手が誕生してほしい。後は、女子サッカーチームもつくってほしいね。鎌倉インテルとのきっかけをつくってくれた息子に対しても、本人が選択する問題だけど、例えばラストイヤーは鎌倉インテルでプレーするとか、何か関わりを持ってほしいなと思います。
岡崎 ニコニコ不動産をユニフォームに背負わせていただくことは、選手にとっても見守られている気持ちになるのではないかなと思いました。今後ともよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
【Kotaro Matsuo】
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