第1回ベースボール5杯世界王者はキューバ、 日本は銀
【世界野球ソフトボール連盟】
メキシコシティ、ソカロで全50試合が行われた
大方の予想通りの結果、キューバは決勝戦までにイニングあたり平均 2.1 ランを記録し (2位チャイニーズタイペイ (1.0)、ベネズエラ (0.8)、日本 (0.7))、得失点差 +129 (2位チャイニーズタイペイ 52、ベネズエラ 16 、日本 9) を記録し、この1週間キューバは群を抜いた活躍で大会を制し決勝戦でも思い出に残るパフォーマンスを披露した。
エル・ソカロ一面に設置された会場 【世界野球ソフトボール連盟】
立ち見客も出るほどで、2,000人収容のセンターコートに入りきれないファンは、屋外の大画面で試合を観戦した。
しかし、ベースボール 5 発祥の地キューバはこの1 週間続いたフェスティバルを制し、9試合無敗でタイトルを獲得、42度目のWBSCワールドチャンピオン(男子ベースボールワールドカップ優勝を41 回経験) を記録した。
日本は、島拓也が試合序盤ファウルラインへのヒッティングという不吉なスタートを切ると、キューバは1番打者オーランド・アマドールが最初に一塁に出て、ブリアンディ・モリーナがこれに続き、アマドールがロイベリスから奪った大ヒットで生還した。さらにキューバは2点を入れるが、最後に六角彩子の素晴らしいダブルプレーでブリアンディがセンターで刺され、キューバの3点リードでこの回が終わった。日本の守備は今大会最高のパフォーマンスを見せた。
世界野球ソフトボール連盟 【最終順位】
次の打席でキューバが再び猛攻を仕掛け、ヌニェス、アマドール、リエティス アルシアが得点して 6-0 となった。キューバのブリアンディはセンターでキレのあるパフォーマンスで日本を封じた。アマドールがブリアンディのゴロを取ろうとしていた數田彩乃の上をジャンプして二塁に走るという今大会最高の見せ場を作った。
【世界野球ソフトボール連盟】
4回、島がホームに戻って日本は1点を入れ、8-1に返したが、ブリアンディの最後の活躍でキューバは9-1で第1セットを締めくくった。
【世界野球ソフトボール連盟】
2回、1塁で島はチャキーラ・アスピアズにファンブルされた後、再び得点して、スコアを4-2に。4回裏、アマドールはアルシアとともにに再び得点を挙げた。6対2、キューバがリードで迎えた 5回表、日本の逆転が注目されたが、三上駿の打球は広告板ぶつかりアウトとなり、キューバは熱狂して優勝を喜んだ。
【世界野球ソフトボール連盟】
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