【BOATRACE】SGV5の菊地孝平がダービー初Vと賞金トップ狙う大一番! 常滑ボートレースダービー
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5日目は北からの右横風3メートルでスタートしたが、次第に向かい風に転じ、準優勝戦は4〜5メートルとややざわついたコンディション。5日目全体の決まり手は逃げが9本、まくりが3本で、やはりイン優勢の傾向。山崎郡が5コースまくりを決めた7Rが、3連単で4万円台の高配当となった。
準優10Rは絶好枠の田村隆信【写真下】がインからきっちりと先制。2コースから差した河合佑樹が順走に持ち込んだが、2マークで最内を差し伸びた宮之原輝紀が強引なターンで両者がもつれる展開(河合は転覆、宮之原は妨害失格)。冷静にブイ際を差した濱野谷憲吾が2着に浮上した。
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準優11Rは1号艇の馬場貴也【写真下】が逃げて圧倒した。2着は上平真二と吉川元浩、この好パワー同士の争いとなったが、上平がしのぎきった。
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準優12Rはインからトップスタートを放った菊地孝平が先行。抜群パワーの関浩哉が鋭く差し迫ったが、振り切っての逃げ切り勝ち。関が2番手も2周1マークでややもたついたところを、終始落ち着いた立ち回りを見せていた山口剛が捕らえて逆転の2着。
8月の浜名湖SGメモリアル(優勝戦3着)に続いて予選首位通過から優勝戦の1号艇を手にしたのが菊地孝平【冒頭の写真】だ。「自分の中ですごくマッチングしている感じがある。年末のことはあとからついてくることなので、優勝戦を逃げることだけ考えて、それだけです」と大一番に向けて改めて気を引き締めていた。菊地はSG5回の優勝実績があるが、ダービー王の称号はまだ手にしていない。勝てば、今年の賞金レースでもトップに立つ。
準優12R2着で優出を果たした現在の賞金トップ・山口剛は「常滑は今年5回目。地元みたいなものです」と当地の攻めをすっかり手の内に入れ(6月当地周年V)、満面の笑みだった。
最終日、12R優勝戦の枠番、メンバー、今年の獲得賞金と順位は以下のとおり。
<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1枠 菊地 孝平(静岡支部)7517万円 8位
2枠 馬場 貴也(滋賀支部)8391万円 3位
3枠 田村 隆信(徳島支部)4056万円 52位
4枠 山口 剛(広島支部)8717万円 1位
5枠 濱野谷憲吾(東京支部)3261万円 96位
6枠 上平 真二(広島支部)5257万円 22位
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