歴史と伝統を刻むダービー開幕迫る!レジェンド・今村豊さんの足跡をなぞる
【(C)BOATRACE】
デビュー戦でいきなり勝利し6.20の期間勝率をたたき出すと、2020年9月に引退するまで78期連続最上位級を記録したのが今村豊さん【写真2枚】。史上最短SG優勝(2年11カ月)や当時の最年少SGウイナー(22歳10カ月)という記録を樹立する一方、「努力」を座右とし「礼と節」に徹した人格者である。
そのレースは外連味(けれんみ)がなくクリーン。SGV7、G1V48は正々堂々たるものである。
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通算29回出場しV3としているが、「ダービーは年間勝率上位者だけに与えられる大舞台。フロックでは出場できないだけに励みでもありました」と語っている。
優勝3回のうちの前半2回、第34回大会(1987年平和島)と第35回大会(1988年多摩川)では、センター・アウトからの強烈なまくりを繰り出し優勝。ボートレース新時代を告げるのだった。
「あれを機に全速ターンが浸透しましたね。誰もがターンスピードを競うようになり、レース形態も変わりました」とは本人の弁である。
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どんな歴史と記録が刻まれるか注目されるが、今村豊さんは初日の25日から28日までボートレース常滑の公式YouTubeに出演予定だ。注目したい。
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