歴史と伝統を刻むダービー開幕迫る!レジェンド・今村豊さんの足跡をなぞる

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

1981年5月7日、5コースまくりから物語が始まった。

デビュー戦でいきなり勝利し6.20の期間勝率をたたき出すと、2020年9月に引退するまで78期連続最上位級を記録したのが今村豊さん【写真2枚】。史上最短SG優勝(2年11カ月)や当時の最年少SGウイナー(22歳10カ月)という記録を樹立する一方、「努力」を座右とし「礼と節」に徹した人格者である。
そのレースは外連味(けれんみ)がなくクリーン。SGV7、G1V48は正々堂々たるものである。

【(C)BOATRACE】

そんなレジェンドが最も目標のレースとして掲げていたのが、SGボートレースダービー。
通算29回出場しV3としているが、「ダービーは年間勝率上位者だけに与えられる大舞台。フロックでは出場できないだけに励みでもありました」と語っている。

優勝3回のうちの前半2回、第34回大会(1987年平和島)と第35回大会(1988年多摩川)では、センター・アウトからの強烈なまくりを繰り出し優勝。ボートレース新時代を告げるのだった。
「あれを機に全速ターンが浸透しましたね。誰もがターンスピードを競うようになり、レース形態も変わりました」とは本人の弁である。

【(C)BOATRACE】

以来、ドラマは綴(つづ)られ続け今年で69回目。あさって25日(火)常滑で開幕する。
どんな歴史と記録が刻まれるか注目されるが、今村豊さんは初日の25日から28日までボートレース常滑の公式YouTubeに出演予定だ。注目したい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント