<重賞レース分析>優駿スプリントは、枠順や負担重量が明暗を分けるポイントに!

東京シティ競馬
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【第11回優勝馬:ワールドリング号】

6月28日(火)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第12回優駿スプリント(SII)が実施される。3歳限定のスプリント重賞として2011年からスタートしたレースで、古馬の短距離路線の充実により、早い段階から短距離のスペシャリストを目指す若駒たちがしのぎを削る。
ここでは優駿スプリント過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。


<レース情報>
第12回優駿スプリント(SII)
日程:2022年6月28日(火)20:10発走
距離:1,200m

第11回優勝馬:ワールドリング号 【東京シティ競馬】

■波乱の決着が目立ってきた

【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[6-7-3-24](3着内率40.0%)、5番人気以下の馬は[4-3-7-104](3着内率11.9%)となっている。ただし、第7回(平成29年)以降の過去5年に限ると、4番人気以内の馬は[1-3-0-16](3着内率20.0%)、5番人気以下の馬は[4-2-5-47](3着内率19.0%)である。近年は上位人気馬が期待を裏切りがちだ。

■連対率が高いのは「大井」「川崎」勢

【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-3-13](3着内率18.8%)、「船橋」の馬は[3-0-3-25](3着内率19.4%)、「大井」の馬は[4-7-3-66](3着内率17.5%)、「川崎」の馬は[3-3-1-24](3着内率22.6%)となっている。3着内率に大きな差はないが、連対率は「浦和」の馬が0.0%、「船橋」の馬が9.7%、「大井」の馬が13.8%、「川崎」の馬が19.4%となっているので、「大井」や「川崎」の所属馬がやや優勢と言って良いだろう。

■内外極端な枠に入った馬は割り引きが必要

【枠番別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 枠番別成績を見ると、1〜2枠の馬は[3-1-1-35](3着内率12.5%)、3〜6枠の馬は[7-9-8-54](3着内率30.8%)、7〜8枠の馬は[0-0-1-39](3着内率2.5%)となっている。第1回(平成23年)を含めても未だ連対例がない7〜8枠はもちろん、やや好走率が低い1〜2枠に入った馬も、過信禁物と見ておきたい。

■負担重量も見逃せないポイント

【負担重量別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

負担重量別成績を見ると、56.0kg以下の馬は[4-7-6-99](3着内率14.7%)、56.0kg超の馬は[6-3-4-29](3着内率31.0%)となっている。なお、第9回(令和元年)以降の過去3年に限ると、56.0kg以下の馬は[0-2-0-23](3着内率8.0%)、56.0kg超の馬は[3-1-3-16](3着内率30.4%)である。性や番組賞金に応じた負担重量を課される別定競走だが、負担重量「55.0kg」の牝馬が第2回(平成24年)以降[2-4-0-11](3着内率35.3%)と優秀な成績を収めていることからも、重い負担重量を課された実績馬は高く評価して良さそうだ。

■前走の距離が1,600m超だった馬は堅実

【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の距離別成績を見ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m以下の馬は[7-7-6-103](3着内率16.3%)、1,600m超の馬は[3-3-4-18](3着内率35.7%)となっている。なお、第8回(平成30年)以降の過去4年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m以下の馬は[2-2-2-43](3着内率12.2%)、1,600m超の馬は[2-2-2-5](3着内率54.5%)である。該当馬はそれほど多くないが、1,600m超のレースを経由してきた馬は上位に食い込む可能性が高いと見るべきだろう。

■“優駿スプリントトライアル”の優勝馬に注目

【“優駿スプリントトライアル”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

“優駿スプリントトライアル”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[3-4-0-2](3着内率77.8%)、2〜4着の馬は[1-0-3-20](3着内率16.7%)、5着以下の馬は[1-0-0-35](3着内率2.8%)、「不出走」の馬は[5-6-7-71](3着内率20.2%)となっている。“優駿スプリントトライアル”の上位馬、特に勝ち切った馬が出走してきたら、ぜひ注目しておきたい。

TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。

<伊吹雅也>
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著者プロフィール

東京シティ競馬

東京都心部(品川区)にある大井競馬場は「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で1950年の開場以来、都心のレジャースポットとして長年にわたり親しまれています。1986年に日本で初めて実施したナイター競馬「トゥインクルレース」は、東京のみならず、インターネット投票や無料のライブ中継などにより日本全国のナイトライフのレジャーとして受け入れられています。2011年に東京大賞典の国際GⅠ格付けを取得、2021年に世界唯一となる左右両回りコースを導入するなど強い馬づくりのために様々な先進的取組みを展開しております。

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