【びわこ成蹊スポーツ大学】硬式野球部が47名の新入部員を発表

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【開幕戦でタイムリースリーベースを打つ谷口綜大選手 ©びわこ成蹊スポーツ大学】

 京滋大学野球連盟のびわこ成蹊スポーツ大学が2022年度新入部員47名を発表した。
 4月2日に開幕した春季リーグ戦から2名の新入部員がすでにスタメンとして出場しているが、新たなメンバーの加入で初優勝を目指す。

 注目選手は、昨夏の全国高等学校野球選手権大会準優勝校智辯学園高校でレギュラーとして活躍した谷口綜大外野手。すでに開幕戦から2番ライトでスタメン出場。開幕戦では2本のタイムリーを打つなど結果を残している。4年間レギュラーとしてリーグ戦に出場し、何本のヒットを重ねてくれるのか楽しみな選手である。また、大阪市立汎愛高校出身の小澤飛亜内野手もすでにショートのレギュラーを掴み取りリーグ戦デビューを果たした。堅実な守備が魅力の内野手であり、バッティングに力強さが出るとリーグを代表する内野手となれる素材の選手だ。

 投手陣では、180センチを超える長身右腕が4名入部。鳴門高校出身の手塚一翔投手は、最速140km/hのストレートを武器にバッターへ向かっていく強気のピッチングが魅力。地元の瀬田工業高校出身の田上優人投手も長身から投げ下ろす力強いストレートが武器の本格派右腕。その他にも潜在能力の高い投手が総勢14名入部。プロ野球で投手として活躍した山田秋親監督が4年間でどこまで育成できるのか期待がかかる。

 その他にも、昨夏の全国高等学校野球選手権大会ベスト8の近江高校からは岡田飛勇馬投手と中濱英斗外野手の2名、大阪の強豪履正社高校からは強肩の田中善人捕手と強打の塔下尚利外野手の2名が入部。地方からは広陵高校出身の逆井大輔外野手、三本松高校出身の佐藤功太外野手、松山聖陵高校出身の新垣琉星捕手、開星高校出身の樋野桜太内野手などが入部した。

 今年も多くの新入部員が「スポーツを専門的に学ぶ」とともに、「京滋大学野球連盟での初のリーグ優勝」を志し入部。「例年よりも個人の能力の高い選手が集まった」と語る山田秋親監督と、社会人野球で長年選手・指導者として活躍した西正文コーチが、4年間を通して学生一人ひとりに寄り添いながらどのように指導・育成するのか楽しみだ。個人の能力を伸ばすことができれば、悲願の京滋大学野球連盟1部リーグ初制覇が現実となる。新入部員の成長とともにチームの成長にも期待したい。

47名の新入部員一覧を発表 【©びわこ成蹊スポーツ大学】

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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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