早大スキー部OG・村岡桃佳 パラアルペン2大会連続「メダル5個」へ、残り2種目に挑む
【共同通信】
2018年の平昌パラリンピックではで5つのメダル(金1・銀2・銅2)を獲得しており、北京大会でも既に出場した3種目全てでメダルを獲得。2大会連続のメダル「5個」に期待がかかっています。
北京パラリンピック・アルペンスキー女子滑降座位で滑降する村岡桃佳。金メダルを獲得した 【共同通信】
翌日6日は、大中のカーブを曲がりながら滑り降りる「女子スーパー大回転座位」(スーパーG)に出場し、村岡選手は3つ目のチェックポイント以降で逆転し、優勝しました。途中で片目のコンタクトレンズが外れるというアクシデントに見舞われながらも、これまでの練習の成果を発揮しました。試合後は「自分自身の成長が結果につながった」と自信を見せました。
さらに7日に行われた「女子スーパー複合座位」。スーパー大回転と回転を1回ずつ滑る種目で、村岡選手は前半のスーパー大回転では2位選手に対し6秒と大きくリードしていたものの、後半の回転で逆転されます。結果、0.77秒の僅差で銀メダルとなりました。「スキーの調整だったりという点もうまくいかなくて、なかなか思うように滑れなかったのが自分の中では悔しいところです」と反省点をあげつつ、「体調や気持ちをもう一回作り直して」と次戦に向けての意欲も見せました。
残る種目は「女子大回転座位」と「女子回転座位」。特に大回転は前大会で金メダルを取った種目で、連覇がかかっています。村岡選手が心身ともに万全の状態で2種目に臨むことができるよう、皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。
メダルセレモニーで金メダルを手に笑顔の村岡桃佳=5日、延慶(共同) 【共同通信】
村岡「全力で臨めるように頑張りたい」
文:馬塲貴子(学生スタッフ・政治経済学部4年)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ