埼玉西武ライオンズは、2022シーズンの一軍公式戦8試合およびイースタン・リーグ公式戦6試合の計14試合において、過去のユニフォームを復刻して試合に臨む『ライオンズ・クラシック 2022』を4年ぶりに開催すると発表した。

　ライオンズ・クラシックは、2008年に初めて開催されてから今回で9回目。今回復刻するユニフォームは、東尾修監督時代の1996シーズンから2001シーズンまで6年にわたってビジターユニフォームとして着用したものだ。鮮やかなライオンズブルーをベースに、中央に大きく「SEIBU」の球団名が刻まれており、デザインは当時の日本球界では初めてとなるファン投票で選ばれた。

　ユニフォーム着用当時は黄金時代のスター選手たちに代わり、ライオンズに新たな若い力が台頭し始めた時期であり、現在の松井稼頭央ヘッドコーチや西口文也ファーム監督らが着用し、2度のリーグ優勝・全ての年でAクラス入りを果たすなど輝かしい成績を残した。また、"平成の怪物" 松坂大輔投手が鮮烈デビューを果たしたプロ初登板の際のユニフォームでもある。

　前回のライオンズ・クラシック開催年であった2018シーズンは、圧倒的な強打打線を武器にリーグ優勝を果たした。2022シーズンも2度のリーグ制覇を果たしたユニフォームとともに、3年ぶりのリーグ優勝・14年ぶりの日本一へ向けて、新たな黄金時代を築きあげたい。

源田壮亮選手 コメント
　このユニフォームは、現役時代の松井ヘッドコーチや、松坂大輔さんが着ていた印象がとても強く、当時テレビに映っていた姿を今でも覚えています。そんなユニフォームで僕もプレーできることを光栄に思います。同じデザインのユニフォームを来場された方全員にプレゼントする試合もありますので、ぜひ球場に足を運んでいただき、僕たちと同じユニフォームを着てご声援ください！

松井稼頭央ヘッドコーチ コメント
撮影でこのユニフォームに袖を通したときは、懐かしさがこみあげてきました。当時を思い出しながら楽しんでくださるファンの方々もいれば、初めてこのユニフォームを見るファンの方々もいると思いますので、みなさんそれぞれの楽しみ方を見つけていただけたらうれしいです。私自身もライオンズ・クラシック 2022の初戦が今から楽しみですし、このユニフォームを着て躍動する選手たちを見るのが待ち遠しいです！

◇開催日程
＜パ・リーグ公式戦＞
4月22日（金） 楽天イーグルス※復刻ユニフォーム付きチケット販売
4月23日（土） 楽天イーグルス※復刻ユニフォーム配布
4月24日（日） 楽天イーグルス※復刻ユニフォーム付きチケット販売
7月1日（金） 福岡ソフトバンク
7月2日（土） 福岡ソフトバンク
7月3日（日） 福岡ソフトバンク
9月10日（土） 北海道日本ハム
9月11日（日） 北海道日本ハム

※7月以降の日程でもユニフォーム（非売品）配布と企画チケットの販売を予定

＜イースタン・リーグ公式戦＞
4月22日（金）〜24日（日） 読売ジャイアンツ
7月1日（金） 〜3日（日） 読売ジャイアンツ


◇ライオンズ・クラシック 2022限定グッズ
・レプリカユニフォーム
・プレイヤーズTシャツ
・限定グッズ


◇過去のライオンズ・クラシック
実施年／復刻ユニフォーム内容
2008／1954〜1959年　西鉄ライオンズ（ホーム用）
2009／1979〜2003年　西武ライオンズ（ホーム用）
2010／1973〜1974年　太平洋クラブライオンズ（ホーム・ダブルヘッダー第2試合用）
2011／1951年　西鉄ライオンズ
2012／1960〜1961年　西鉄ライオンズ（ホーム用）
2013／1936〜1940年　東京セネタース（ホーム用）
2014／1979〜1995年　西武ライオンズ（ビジター用）
2018／2004〜2008年　西武ライオンズ・埼玉西武ライオンズ（ホーム用）