コロナ禍未契約Jリーガーの厳しい現実。 Rebackプロジェクトが提示するサッカー界の課題と未来。

SPORTS TECH TOKYO
チーム・協会

【Rebackプロジェクト】

スポーツ界をリードする「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション」のメンターを訪ね、スポーツビジネス最先端の可能性と課題を紐解く特別インタビュー企画。

今回は番外編として、柏レイソルやジェフユナイテッド市原・千葉など、17年間Jリーグで活躍した増嶋竜也氏をお招きし、所属先の決まらないJリーガーを集めたキャンプ形式のトライアウト「Rebackプロジェクト」の現在地とビジョン、未契約Jリーガーのリアルについて話を聞いた。インタビュアーは『アスリートと社会を紡ぐ』ことをミッションとして活動するNPO法人izm代表理事の五勝出拳一氏が担当し、インタビュー内容は本プロジェクトのみならずJリーガーのキャリア観やサッカー界の課題まで及んだ。

PROFILE
増嶋竜也(ますしま たつや)
2003年に船橋市立船橋高校を卒業し、FC東京に入団。以降、Jリーグで17年間プレーをし、2020年12月に現役を引退。2011年から2016年までに柏レイソル時代は、ディフェンダーとして活躍し、J1リーグ優勝、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝、Jリーグ ヤマザキナビスコカップ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。現在は、サッカー解説者や指導者のほか「Rebackプロジェクト」を主催するなどセカンドキャリアを邁進中。

邪魔に感じた、元サッカー選手という肩書き

まずはじめにご自身のキャリアについて教えてください。

2020年まではプロサッカー選手としてJリーグでプレーをしていました。小学生からサッカーに夢中でしたが、プロになれたのは高校時代の経験が大きいです。船橋市立船橋高校(以下、市立船橋)に一般受験で入学し、全国高校サッカー選手権に3回出場することができました。卒業後は、FC東京で2004年から3年間プレーし、その後はヴァンフォーレ甲府で1年間、京都サンガF.C.で3年間、柏レイソルで6年間、ベガルタ仙台で1年間、ジェフ千葉で3年間の合計17年間Jリーグでプレーしました。少し自慢になってしまいますが、Jリーグで獲得できるタイトルは全て獲得することができました。

【ジェフユナイテッド市原・千葉】

引退から約1年ですが、この1年間を振り返ってみていかがでしょうか。

これまでサッカー漬けの人生だったので、1回サッカーから離れた仕事にチャレンジしようという気持ちでセカンドキャリアをスタートしました。まず感じたことは、仕事を生み出したり、仕事をすることは、自分が想像する以上に難しいということです。サッカー以外の仕事について模索している中、ありがたいことに、サッカーに関連するテレビのお仕事をいただくことができました。

しかし、サッカーの仕事を通じて得た感覚は、違和感でした。元日本代表選手やワールドカップ出場選手と比較すると自分自身のブランド力が低いのではないかと違和感を感じ、自身の方向性について模索することも少なくありませんでした。また、元サッカー選手という肩書きやレッテルを邪魔に感じたこともありました。

今はサッカー以外の仕事にもすごく興味を持っていますが、サッカー以外のことを知らなすぎて、早くスタートをしたいと焦っていても実際にはなかなかスタートができない、とても歯痒い状況です。指導者やスカウトなどサッカーに関する仕事はたくさんあるのですが、その仕事を選んだ場合の未来もある程度想像できてしまうし、人材も溢れているので、今は他のことにチャレンジしたいという思いが強いです。

しかし、結局はサッカーが一番自分に向いているなと自信を持って言うことができるようになりました。ですので、サッカーという軸は持ちながら、新たなチャレンジをしていきたいと考えています。今、取り組んでいる解説の仕事はすごい好きなんです。解説以外には、市立船橋で高校生たちに毎週指導を行っていますが、指導者の仕事もやり甲斐を感じています。この2つを軸として、今後にどのように広げていくかを考えている最中です。

【Rebackプロジェクト】

自身のセカンドキャリアを模索する中、昨年「Rebackプロジェクト」を開催した経緯を教えてください。

Rebackプロジェクトとは
「Rebackプロジェクト」は2020年に増嶋竜也氏が主催としてスタートしたプロジェクト。所属クラブを契約満了となり、チームが決まらない選手がもう一度Jリーグにチャレンジするためのトライアウトを兼ねたトレーニングキャンプで、昨年の開催では3選手がJクラブと再契約を勝ち取った。

私自身が現役を引退をしたシーズンの後に、付き合いのある選手から「所属チームがなかなか決まらない」という旨の連絡を沢山もらいました。その中で印象的なエピソードは、東北地区で暮らす選手が「練習すらできない」と嘆いていたことです。コロナウイルスの影響で公園やグラウンドは使用禁止、外は雪や氷でまともに運動することができない。できることと言えばジムでのランニングや筋トレだけとのことでした。

「とにかくボールを触る場所がないんです...」と選手たちの現状を聞いたときに、この状況はフェアじゃないと思ったんですよ。チームが決まらない選手自身のレベルや、元々所属していたチームの環境など未契約Jリーガーのバックグラウンドは様々ですが、選手が次のチームを探す上で、あまりにも不公平な状況でした。また、公園で1人で調整していてはトップコンディションをキープすることは不可能です。セレクションや練習参加の機会が与えられたとしても、プロクラブからは厳しい目で見られてしまうことは間違いありません。いずれにせよ、所属チームの決まらない選手たちにとって、コロナウイルスの影響は深刻なものでした。悩みを聞いているうちにパッと思い浮かんだアイデアがRebackプロジェクトです。一つの場所に未契約Jリーガーを集めてみんなで練習をすれば充実した練習ができるし、スカウトの方々も安心して効率良く選手を探すことができると思ったんです。

他のインタビュー記事も拝見しましたが、着想から開催までがものすごく早かったんですね。

RebackプロジェクトのアイデアをTwitterで何気なくツイートしたところ、びっくりするくらい反響があり「それならやってみよう」と思いました。チャレンジしようと決めたタイミングで、Twitterを見て興味を持ってくれた大阪在住の方から、レイソル時代のチームメイトである田中順也選手(現、FC岐阜所属)を通じて連絡をもらい、この出会いでプロジェクトの具現化が大きく前進し、彼と連絡を取った1週間後にJ-GREEN SAKAIで開催する運びになりました。開催を決めた後は、資金を集めるためにクラウドファンディングをすぐに実施。発信を行うとプロジェクトに興味を持っていただいた方々からたくさん連絡をいただきました。Rebackプロジェクトの監督を務めていただいた元ガンバ大阪の武井択也さんをはじめ、運営スタッフやトレーナーなど多くの方々に協力いただき、このプロジェクトを成功させたいという思いが集まってRebackプロジェクトの運営体制をなんとか整えることができました。

【Rebackプロジェクト】

増嶋さん自身が自らの手で、トレーニングキャンプを主催したり、クラウドファンディングに挑戦することは初めてだったと思いますが、どんな部分で苦労しましたか。

そもそも選手がこのプロジェクトに参加してくれるのか、トレーニングができる人数が集まるのか、スカウトが見に来てくれるのかが本当に不安でした。中でも不安だったのが、選手を集めの部分です。プロジェクト公開後、あまり選手からの参加連絡がなかったんです。運営だけが張り切っても選手がグラウンドにいなければ意味がないので、選手を呼ぶために必死でした。様々な方を通じてやっとの思いで15選手ほどに連絡がつき、Zoomを通じて、プロジェクトについて1から説明をしていきます。最終的に一定数の選手は集まったのですが、とにかく調整が大変でした。

あとはもちろん資金の部分です。予算0円からのスタートでしたが、グラウンドや宿泊施設などはスケジュール優先で先に抑えていったので不安が大きかった。幸い、協力していただける企業様が出てきたり、クラウドファンディングが予想以上に話題になったことで、資金問題は解決することができました。

開催前の苦労にフォーカスされることが多いのですが、クラウドファンディングで支援いただいた約700名の皆さんへの返礼品の発送作業はかなりハードでした。発送物の梱包から発送伝票の準備など、自分たちでほぼ全ての発送作業を行っていたので、これがもう凄く大変で。徹夜で発送を行い、なんとか支援者の方々に返礼品を送ることができました。

プロジェクトの資金を集めるための方法として、スポンサーを集めたり、選手から参加料を徴収したりする方法もあったと思いますが、なぜクラウドファンディングを選択したのでしょうか。

もちろんスポンサーさんを見つけて開催することが一番シンプルで分かりやすい形だと思いますが、とにかく企画から開催までの時間がありませんでした。時間の制約が厳しい中で、このプロジェクトの特徴を再度考えてみたのですが、ファン・サポーターの方々は応援している選手がこのキャンプに参加することが分かったら、きっと応援したいと思ってくれるはずだと考えて、ピッタリはまると思ったのがクラウドファンディングでした。

昨年のRebackプロジェクトを終えてみて、SNSやクラウドファンディングに投稿されたメッセージを見るとやって良かったなと。通常、ファンの方々が選手を支援するには、所属チームを通した間接的な支援が一般的です。グッズ購入や、試合観戦時に支払ったチケット料金などが回り回って選手に還元される形ですね。なので、契約満了となりチームに所属していない選手をファンが支援する方法はありません。Rebackプロジェクトは、ファンが選手に対して直接支援できる場でもあり、この取組みは永くサッカー界に残していきたいと思っています。実際、皆様からいただいた支援のおかげで、選手は費用を支払わずにこのキャンプに参加することができました。今年のRebackプロジェクト開催に際して数社からスポンサードの打診をいただきましたが、引き続きクラウドファンディングという形にはこだわって開催しています。

昨年、第1回の開催の参加人数や、所属先が決まった選手などの実績を教えていただけますでしょうか。またキャンプを拝見して、どのような印象を持ちましたでしょうか。

まず実績ですが、チャレンジ枠の大学生数名を含めて20選手ほどが参加し、3名の選手が新たなチームが見つかりました。実は参加人数に関しては、もう少し問い合わせをもらっていたのですが、大変申し訳ないのですがキャパオーバーとなり断ってしまいました。

キャンプを見ていて、印象に残ったのはSC相模原へ入団した兵藤慎剛選手です。Rebackプロジェクトに参加していた選手の中では、実績も技術も頭一つ抜けているにも関わらず、全く手を抜かず常に100%でプレーしていました。もちろん体力やキレは若い頃と比較すると少し落ちるのかもしれませんが、まだまた一線級でプレーできる感覚もあったので、残酷だなと。参加した他の選手たちも私と同じように感じていたと思います。

【SC相模原でプレーする兵藤慎剛選手】

一度は止めようとした2年目のRebackプロジェクト

今年のRebackプロジェクトの開催の決め手や背景について教えてください。

本当は1回目の大阪で止めようとしていたんです。シビアな話になるのですが、準備から運営、開催後の業務などものすごく大変なのに、私個人や協力してくれる方々に金銭的なリターンはありません。昨年は想像を超える資金が集まったこともあり、余剰資金を協力者に少し還元することができたのですが、金銭的な面だけで言うと私個人にリターンはありません。

しかし、自分が考えている以上にRebackプロジェクトの反響は大きいものがありました。サッカー関係の現場なら、どこに行っても関係者から「良い取組みだね」「来年もやってほしい」と声をかけられました。やっぱり選手はいつ契約が切れるか分からないし、将来を考えると不安な気持ちになることも多々あるんですよね。現役選手からも「私もいつかお世話になるかもしれないので続けてほしいです」と言われることもありました。そんな言葉を貰う内にRebackプロジェクトはやはり意味がある取組みだな、と少しずつ自分の気持ちが整理でき、今年の開催することに決めました。

私自身、やっぱりサッカー界に恩返しをしたいなと考えていますし、Rebackプロジェクトはサッカー界に残さなければいけないプロジェクトだと、1年通して思えることができました。迷いもあったので、スタートは少しのんびりでしたが、少しずつ自分の信頼できる方々を集め、夏からメンバーを固定して本格的にスタートを切りました。

【Rebackプロジェクト】

2022年1月17日から始まる今年度のRebackプロジェクトについて、昨年との違いや進化した点を教えてください。

昨年、開催した上で発見した最も大きな課題は開催場所の選定でした。これは大阪に魅力がないというわけではなく、Jリーグのキャンプは宮崎や沖縄など九州方面で行われることがほとんどで、大阪でキャンプを行っても対戦チームがないことが要因です。スカウトも選手を視察するためにわざわざ大阪まで出向くのは労力もコストもかかり非効率なので、スカウトが中々集まりにくい状況がありました。

そのため2022年はJクラブが集まる開催地を選ぼうと、J2・J3クラブがキャンプで最も集まる期間に宮崎県で開催することを決めました。宮崎県内であれば車を少し走らせれば、スカウトは選手を見ることができるし、トライアルを兼ねてJクラブの練習にも簡単に参加することができます。また運営面でも、怪我人が出た際に新たな選手や学生選手の招待が簡単になったり、練習試合のマッチメイキングが簡単になったりと、昨年よりも進化したRebackプロジェクトを選手の皆さんには提供できると感じています。

【#Reback2022会場 宮崎県新富町富田浜公園】

昨年は選手を集めることに苦労したとおっしゃていましたが、今年の参加状況はいかがでしょうか?

Jクラブは大体、1月2週目に新チームが指導します。したがって、1月7日を過ぎて、オファーがなかったときに初めて最終手段としてRebackプロジェクトに問合せが来るんですね。「もしオファーがなかったら、参加させてください」と元日本代表の方も含めて連絡をもらっていますが、現状(インタビューは2021年12月29日に実施)の問合せは5選手程度ですかね。従って、私たちは参加人数が読めないまま準備している状況です。1月2週目を境に、選手とコンタクトを取りながら調整を続ける怒涛の1週間が始まります。いずれにせよ、スタッフも会場も全て準備しているので、あとは参加選手を待つだけです。

今年は開催地である宮崎県や新富町とも密に連携を取りながら開催すると聞いています。具体的にはどのような取り組みを行っているのでしょうか。

新富町には、グラウンドの貸し出しから運営まで全面的にバックアップをいただいてます。既に町長にも3回挨拶に行き、積極的に支援をくださると話していただきました。新富町まで巻き込んだプロジェクトになったので、責任は重大ですがやり甲斐もその分大きいですね。加えてありがたいことに、新富町のグラウンドや付帯施設を利用させていただけることになりました。昨年はグラウンドや施設使用料、選手への食事や宿舎の提供にかかる費用で、700万円ほど集まったクラウドファンディングの資金の大半を使い切ってしまいました。今年は選手への食事や宿泊費、諸経費など昨年よりも予算を縮小しながらクオリティの向上を図ることができそうです。また、このプロジェクトを持続的に開催することを考えると毎年クラウドファンディング700万円近い金額を集めることは難しい。ですので、新富町さんとはお互いにメリットを交換し合う形で長いお付き合いができたら嬉しいなと考えています。

Rebackプロジェクトはサッカー選手の人生を前に進める場所にしたい

Rebackプロジェクトは今年が2回目の開催となりますが、もう少し長い目で見た時にどのようなプロジェクトにしていきたいですか。

目標は色々なところで話していますが、日本サッカー協会や日本プロサッカー選手会がこのプロジェクトを引き取って運営してくれること。実は昨年行われた選手会主催のトライアウト「JPFAトライアウト」からお誘いをいただき、実際に足を運んできました。そこで感じたことは、20分1本の試合時間で選手がアピールすることの難しさです。パスが一切出てこなかったり、20分間チームが防戦一方だったりする場合も当然ある訳で、思うようにアピールができず無念のままに現役を引退する選手も少なくありません。

もう一つは、トライアウトの開催時期についてです。Jリーグの移籍は、おおむねトップレベルの選手やカテゴリーから決まっていきます。従って、トライアウトに参加する選手に各クラブが興味を持つのは1月に入ってからが多いと思い。Jクラブは「思ったよりも補強がうまくいかずにあるポジションだけ選手層が薄くなり、新たに選手を加えたい」「急な移籍で選手が足りなくなりすぐにでも選手が欲しい」といった状況になって初めて。トライアウトに参加する選手に着目するような流れが現実的です。今と同じく12月上旬にトライアウト開催し続けても、未契約Jリーガー達の所属先が決まる可能性はどうしても低くなってしまうのではないでしょうか。

ただ、すぐにRebackプロジェクトを日本サッカー協会や日本プロサッカー選手会に引き取って貰うことは難しいので、まずはトライアウトの開催時期を1月にずらして欲しいと選手会には伝えました。Rebackプロジェクトとしては2回3回と歴史を積み上げていくことで選手達は安心してRebackプロジェクトに参加できるようになっていくと思いますし、私自身もサッカー界に一つ恩返しができるなという想いで取り組んでいます。

【Rebackプロジェクト】

今年のRebackプロジェクト開催が迫ってきていますが、現在の心境や今後の展望をお聞かせください。

私自身の本音としては、本当はRebackプロジェクトには選手は集まって欲しくないんです。チームが決まらない選手が1人でも少ないことが理想ですが、そこは実力主義ですし、限られた枠から溢れる選手がどうしても出てしまう厳しい世界です。私はその選手たちがサッカーを辞める時にプロサッカー選手になったことを絶対に後悔してほしくないですし、全員がプロサッカー選手になって良かったなと思って次に進めるサッカー界であって欲しい。
 
私自身は最後まで納得する形でサッカーができたので、胸を張って誇れるサッカー人生でしたし、今はもっとプレーしたかったという思いは一切ありません。だから、こうしてセカンドキャリアを頑張れるし、楽しめています。

やっぱり何をするにも終わり方ってすごく大事だと思うし、悔いなく最後までやり切ってセカンドキャリアに向かって欲しい。私の知り合いの選手は所属チームを探して公園で自主練していましたが、最後までチームが決まらずに引退しました。これまで華やかな舞台でプレーしていた選手が、最後は公園で一人自主練して引退するって悲しいじゃないですか。モヤモヤしたり、悔いが残る形で次のステップに進んでほしくない。

ファン・サポーターの皆さんもコロナウイルスの影響で、これまで応援していた選手の最後を見届けられないまま終わってしまうこともあります。それはファン・サポーターの皆さんに対しても失礼なことだと思うし、前向きな気持ちが溢れる場所や時間を提供しなければ、サッカー界は魅力が高まっていかない。

実は、新富町には去年できた新しいスタジアムがあるんです。できればそのスタジアムでテゲバジャーロ宮崎と締め括りの試合をしたいと考えています。この試合は所属チームが決まらない選手のアピールの場でもあり、引退を決断した選手が踏ん切りつける引退試合としての場にもしたいと。Rebackプロジェクトは未契約の選手が奮起してもう一度頑張ったり、引退を決心して次のステップに気持ちよく進んだりと、サッカー選手のキャリアを前に進める場所として残していきたいです。


インタビュアー・執筆協力:五勝出拳一
『アスリートと社会を紡ぐ』をミッションとしたNPO法人izm 代表理事。スポーツおよびアスリートの価値向上を目的に、コンテンツ・マーケティング支援および教育・キャリア支援の事業を展開している。2019年末に『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』を出版。

執筆協力:清野修平
新卒でJリーグクラブに入社し、広報担当として広報業務のほか、SNSやサイト運営など一部デジタルマーケティング分野を担当。現在はD2Cブランドでマーケティングディレクターを担いながら、個人でもマーケティング支援を手掛けている。

Rebackプロジェクトではクラウドファンディングを行っています!

【Rebackプロジェクト】

集まった資金は全て#Reback2022プロジェクトの活動資金として使用致します。

・施設使用料(宿泊施設、食費)
・備品代(サッカー用具、撮影機材、その他経費)
・人件費(コーチ、講師依頼費)

宮崎県新富町の特産品や、Jリーガーのサイン入りグッズを返礼品として用意しています。
以下の関連リンクより、皆様のご支援をお願いいたします。
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著者プロフィール

スポーツテックをテーマにした世界規模のアクセラレーション・プログラム。2019年に実施した第1回には世界33カ国からスタートアップ約300社が応募。スタートアップ以外にも国内企業、スポーツチーム・競技団体、スポーツビジネス関連組織、メディアなど約200の個人・団体が参画している。事業開発のためのオープンイノベーション・プラットフォームでもある。現在、スポーツ庁と共同で「INNOVATION LEAGUE」も開催している。

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