<国内男子ゴルフ>石川遼が謝罪会見
【©JGTO】
米二部ツアーの予選会から帰国後、14日間の隔離期間中に、義務違反があったとして、出場停止中の石川遼が24日、「カシオワールドオープン」の会場のKochi黒潮カントリークラブで会見を行った。
濃いグレーのスーツと濃紺のネクタイ姿で会見場に現れた石川は冒頭で謝罪、深く頭を下げた。
「この度わたくし石川遼が、海外から帰国後の自主隔離14日間においてとった行動が、コロナ感染対策にご尽力いただいているみなさま、いつも応援していただいているみなさま、JGTOのみなさま、選手会のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます、申し訳ございませんでした」。
特に、ファンへの謝罪と思いを語る際には何度も言葉を詰まらせ、「自分の取った行動によって、この最後の4試合に出場できなくなったことを重く受け止めています。楽しみにしてくださっていたファンのみなさまに対して本当に申し訳ない気持ちで一杯です」と、述べた。
10月24日の早朝に帰国後、14日間の待機場所として申請したゴルフ場で滞在中に、打撃練習場の使用と、ラウンドを2度。
また、米国に帯同したコーチとゴルフと昼、夕食を共にしたことについては五輪前の強化指定選手に対する措置との混同と思い込みがあったことを説明。
「一緒に海外にいった2人であれば大丈夫であろう、と。確認せずに、どこか自分の中でこのような形であればルールは守れているという考えがあり、いま思い出すととても恥ずかしい思いがします」。
さらにゴルフ場関係者と2度、飲食を共にしたことについては「それはルール違反です、とお伝えすることができなかった。自分への甘えがありました。自覚に欠ける行動だったと本当に反省しています」と、再び深く頭を下げた。
コロナ禍に見舞われた20ー21シーズンは、自身も選手会の副会長として、共に闘い頭を悩ませてきたが、この一件が発覚した直後の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、選手会長の時松隆光と、選手会副会長兼事務局長の池田勇太も報道陣の前で頭を下げた。
「本来は自分一人の責任であるのに、選手会としてどうするか、というふうに話しが発展してしまい、選手会長としてお詫びしなければならなくなった。自分もこのような立場にいながら大変な迷惑をかけてしまった。試合の直前にも関わらず、大変な思いをさせてしまった」と、改めて詫びながら、涙がこぼれた。
「本当に自分はバカだと思いますし、今回のことと、男子ゴルフ界のイメージとつなげて考えられたりするきっかけを作ってしまったとしたら、その責任は大きい。お詫びしなければいけない方はたくさんいる」と、反省を繰り返した。
「ファンのみなさま、応援してくださる方に対してどのようにお返ししていけるか正直、分からない。一番はゴルフでお見せするしかないと思いますが、1ヶ月間の出場停止期間でしっかり反省し、自分を見つめ直して、自分が頑張れるチャンスをいただけるのであれば、また努力をして参りたい」と、決意を述べた。
出場停止が決まったあとも、練習も含めて一度もゴルフをしていないという。
「ご迷惑をおかけした方にお詫びの連絡をしたり、お世話になっている方、心配をしてくださっている方に対して、自分は十分気持ちをお伝えできているだろうか。またどのような形でお伝えすればいいか」と、自問する日々だった。
今回の会見は、「ご迷惑をおかけした方、心配をしてくださった方々に自分の口で直接、説明し、お詫びするべきなのではないかという思いが時間が経つにつれて強くなった」という石川が、所属先でもある今大会主催の「カシオ計算機」に相談。
その思いを汲んだ同社の理解と協力のもとで、実現した。
同社からも「当社の所属である石川遼の行動により、多くの方にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」と、謝罪のコメントを発表。
今回の件を踏まえて、コロナ感染症対策に取り組まれている方々に向けた支援金を関係機関を通じて寄付する予定という。
石川は「大会関係者のみなさまにもご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません」と、何度も詫びてコースを辞した。
濃いグレーのスーツと濃紺のネクタイ姿で会見場に現れた石川は冒頭で謝罪、深く頭を下げた。
「この度わたくし石川遼が、海外から帰国後の自主隔離14日間においてとった行動が、コロナ感染対策にご尽力いただいているみなさま、いつも応援していただいているみなさま、JGTOのみなさま、選手会のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます、申し訳ございませんでした」。
特に、ファンへの謝罪と思いを語る際には何度も言葉を詰まらせ、「自分の取った行動によって、この最後の4試合に出場できなくなったことを重く受け止めています。楽しみにしてくださっていたファンのみなさまに対して本当に申し訳ない気持ちで一杯です」と、述べた。
10月24日の早朝に帰国後、14日間の待機場所として申請したゴルフ場で滞在中に、打撃練習場の使用と、ラウンドを2度。
また、米国に帯同したコーチとゴルフと昼、夕食を共にしたことについては五輪前の強化指定選手に対する措置との混同と思い込みがあったことを説明。
「一緒に海外にいった2人であれば大丈夫であろう、と。確認せずに、どこか自分の中でこのような形であればルールは守れているという考えがあり、いま思い出すととても恥ずかしい思いがします」。
さらにゴルフ場関係者と2度、飲食を共にしたことについては「それはルール違反です、とお伝えすることができなかった。自分への甘えがありました。自覚に欠ける行動だったと本当に反省しています」と、再び深く頭を下げた。
コロナ禍に見舞われた20ー21シーズンは、自身も選手会の副会長として、共に闘い頭を悩ませてきたが、この一件が発覚した直後の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、選手会長の時松隆光と、選手会副会長兼事務局長の池田勇太も報道陣の前で頭を下げた。
「本来は自分一人の責任であるのに、選手会としてどうするか、というふうに話しが発展してしまい、選手会長としてお詫びしなければならなくなった。自分もこのような立場にいながら大変な迷惑をかけてしまった。試合の直前にも関わらず、大変な思いをさせてしまった」と、改めて詫びながら、涙がこぼれた。
「本当に自分はバカだと思いますし、今回のことと、男子ゴルフ界のイメージとつなげて考えられたりするきっかけを作ってしまったとしたら、その責任は大きい。お詫びしなければいけない方はたくさんいる」と、反省を繰り返した。
「ファンのみなさま、応援してくださる方に対してどのようにお返ししていけるか正直、分からない。一番はゴルフでお見せするしかないと思いますが、1ヶ月間の出場停止期間でしっかり反省し、自分を見つめ直して、自分が頑張れるチャンスをいただけるのであれば、また努力をして参りたい」と、決意を述べた。
出場停止が決まったあとも、練習も含めて一度もゴルフをしていないという。
「ご迷惑をおかけした方にお詫びの連絡をしたり、お世話になっている方、心配をしてくださっている方に対して、自分は十分気持ちをお伝えできているだろうか。またどのような形でお伝えすればいいか」と、自問する日々だった。
今回の会見は、「ご迷惑をおかけした方、心配をしてくださった方々に自分の口で直接、説明し、お詫びするべきなのではないかという思いが時間が経つにつれて強くなった」という石川が、所属先でもある今大会主催の「カシオ計算機」に相談。
その思いを汲んだ同社の理解と協力のもとで、実現した。
同社からも「当社の所属である石川遼の行動により、多くの方にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」と、謝罪のコメントを発表。
今回の件を踏まえて、コロナ感染症対策に取り組まれている方々に向けた支援金を関係機関を通じて寄付する予定という。
石川は「大会関係者のみなさまにもご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません」と、何度も詫びてコースを辞した。
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