「Future Challenge Project」を実施

ツエーゲン金沢
チーム・協会

【zweigen kanazawa】

10月17日(日)ヴァンフォーレ甲府戦にて、サッカーを通じ、誰もが共に暮らし続けられるまちづくりを目指し「挑戦」する活動「Future Challenge Project」を実施いたしました。


本プロジェクトでは「共生社会」の実現に向けて、諸団体の皆さまと実行委員会を立ち上げ、「視覚障害者の方と共にサッカー・スポーツ観戦を楽しむことができる環境・雰囲気を創り上げること」を合言葉に、Jリーグが推進する社会連携活動(シャレン!)の一環として企画運営いたしました。

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「視覚障害者の方向けサッカー観戦会」には、15名の視覚障害者の方にご参加いただきました。

視覚障害の方に安心・安全に観戦を楽しんでいただけるよう、観戦会には金城大学・金沢星稜大学の学生さんが介添えとして参加していただきました。

金沢駅からスタジアム間の移動を含め、視覚障害の方々の観戦サポートを行いました。

なお、公益社団法人金沢青年会議所の方々には、当日の統括および学生さんの介添えのサポートを担当いただきました。

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試合前には、一般参加の方を含め、ピッチ上にてツエーゲン金沢BFCの選手指導によるブラインドサッカー体験会を開催しました。

生憎の天候のため当初予定していた内容から変更しましたが、アイマスクを付けてのピッチウォーキングを行ったり、ブラインドサッカー用のボールを蹴ってみていただくなど、普段なかなかできない体験に、視覚障害の皆さまも喜んでくださっていました。

参加された方の中には「ツエーゲン金沢BFCの体験会に参加してみたい」と回答くださった方も…!

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場外では、金沢星稜大学の学生さん達の企画による、視覚障害啓発・体験ブースが展開されていました。

こちらのブースは、石川県障害保健福祉課、金沢市障害福祉課、石川県視覚障害者協会、アイメイトクラブ石川様のご協力のもと、盲導犬とふれあうことができるコーナーや、アイマスクを付けた状態で白杖と音を頼りに目的地まで歩くことができるか体験するコーナーなど、「来場された方に視覚障害のことを理解してほしい!」という想いで金沢星稜大学の学生の皆さんが企画・運営を行いました。

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また、噴水広場前のPRステージでは、アイメイトクラブ石川の皆さまに登壇いただき、盲導犬についてのPRも行っていただきました。

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スタジアム場内では、来場された皆さまに「応援啓発ハリセン」を配布。

ただの応援グッズではなく、視覚障害のことを知っていただくための情報を掲載した「啓発グッズ」にもなっています。皆さま、内容をじっくりご覧いただけましたでしょうか?

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スタジアムメインコンコースには、金沢工業大学松井くにお研究室が研究している、「コード化点字ブロック」を設置していました。

こちらの点字ブロックは、専用のアプリがインストールされたスマホorタブレットをかざすだけで、行き先や設備の場所などの情報が音声で案内されるシステムです。

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そして、視覚障害の方もピッチ上での戦況がわかるように、当日はPlatCastにて、MRO北陸放送谷川恵一アナウンサー、およびツエーゲン金沢辻尾真二クラブアンバサダーによる試合の実況・解説を配信いたしました。

視覚障害の方にピッチ上の戦況を理解いただくためには、視覚情報に頼らず、より具体的な表現で実況を行う必要があります。谷川アナウンサーはこの日のために、何度も実況の練習をしてきてくださっていたようです。

視覚障害者の方々からも「わかりやすかった」「実況があったおかげで楽しむことができた」というコメントをいただくことができました。

なお、PlatCastが聴けるようにスマートフォン・タブレットの設定も介添えの学生さん達がフォロー。試合中も一緒に観戦を楽しんでいる様子が見受けられました。

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試合終了後、希望された方に対しては、金城大生・金沢星稜大生が金沢駅まで同行。帰路もサポートさせていただきました。

金沢駅に到着してお別れする際、「〇〇君、今日は一日中介添えありがとう!」と声をかけてくださった参加者の方々がいらっしゃり、また、学生さんからも「せっかく仲良くなったのにお別れするのが寂しい」という声も聴かれました。相互にしっかりとコミュニケーションがとれていた証です。



観戦会に参加された視覚障害の方を対象に試合後に行ったアンケートの結果によると、今回初めてスタジアムでツエーゲンの試合を観戦された方が約7割、そして、参加された全員が「また試合観戦に来たい」との回答をくださいました!



本プロジェクトは今年が初の開催だったため、運営上至らぬ点も多々あったかと思いますが、本プロジェクトの目的である「石川県を共に暮らし続けられるまちにする」ためのスタートをきることができました。

本プロジェクトは来年以降も継続していき、「サッカー観戦」を通じて、「誰もが共に暮らし続けられるまち」の実現に向けて邁進してまいります。



最後に本プロジェクトにご協力いただきました各団体の皆さま、誠にありがとうございました。

「Future Challenge Project」開催概要

■対象試合
10月17日(日) 2021明治安田生命J2リーグ第34節 ヴァンフォーレ甲府戦(14:00キックオフ)

■開催目的
石川県を「誰もが共に暮らし続けられるまち」にするために、視覚障害者の方を対象に以下3点の目的を掲げております。
・視覚障害者の方と共にサッカー観戦を楽しむ
 障害のあるなしに関わらず、共にサッカー観戦を楽しむことができる環境をつくりあげる
・視覚障害者の方の「新しい挑戦」への第一歩となるきっかけづくり
 「目が見えない」ことを理由に家に引きこもってしまっている視覚障害者の方が、外の世界に出るためのきっかけづくりをする
・「お互い様」があふれるまちづくり
 視覚障害者の方への理解を深め「お互い様」の気持ちで接することができる人を増やし、「ノーマライゼーション」を普及する


■主催
Future Challenge Project実行委員会
(「あうわ」視覚障害者の働くを考える会 / 金沢市市民活動サポートセンター / 金沢青年会議所 文化価値向上委員会 / 金沢星稜大学 スポーツ学科地域スポーツマネジメント研究室 / ツエーゲン金沢BFC / ツエーゲン金沢)
※五十音順

■後援
石川県 / 社会福祉法人石川県視覚障害者協会 / 金沢市 / 株式会社北國新聞社 ※五十音順

■協力
株式会社アイ・オー・データ機器 / NPO法人アイメイトクラブ石川 / 金沢工業大学 松井くにお研究室 / 金城大学 / 北陸放送株式会社 ※五十音順
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著者プロフィール

1956年に誕生した「金沢サッカークラブ」を礎に、2006年Jリーグ入りを目指すべく「ツエーゲン金沢」として生まれ変わりました。JFL、J3を経て2015年にJ2リーグに昇格。「挑戦を、この街の伝統に。」というクラブ理念を掲げ、石川県で先人の築いてきた伝統を大切に守りながらも新たな伝統をつくるため日々挑戦をしているクラブです。地域に貢献し、地域に愛されて発展していけるよう様々なことに挑戦していきます。

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