ASローマは、チェルシーからFWタミー・エイブラハムを獲得いたしました。この契約には、ローマと選手が一定のスポーツ目標を達成した場合に連動する変動ボーナスや、将来的に選手の権利を売却した場合の余剰金の一部が含まれています。

　エイブラハムとの契約は2026年6月30日まで。23歳のストライカーは以下のようにコメントしています。

「クラブが自分を本当に欲しがっているかどうかを感じることが大事です。ローマはそれをはっきりと示してくれました。」

「このクラブは、タイトル争いに値するクラブです。私は重要なトロフィーを獲得した経験がありますが、ローマでもそのような戦いに参加したいと思っています。チームがその目標を達成するのを助け、ローマをふさわしいレベルに引き上げたいです。」

「このクラブの9番になるのはとても光栄なことです。早くスタートしてチームに貢献したいと思っています。」

　8歳でチェルシーのユースに入団し、トップチームでのデビューを果たしたエイブラハム。チェルシーでは80試合に出場して32ゴールを記録しました。また、スウィンドン・タウン、スウォンジー・シティ、アストン・ヴィラへのレンタルでも経験を積んだ彼は、2017年にイングランド代表でデビュー。2年後の2019年にモンテネグロ戦で初ゴールを決めています。

　ローマのスポーツ部門のジェネラルマネージャーであるティアゴ・ピントは、以下のように話しています。

「タミーは、成長の余地が大きい非常に若いサッカー選手です。そして、すでに200試合以上の出場と100ゴール以上を記録し、いくつもの重要なタイトルを獲得しています。」

「彼がローマで成長し成功したいという決意は、プレミアリーグと故郷のチームを離れるという選択からも示されています。」

「ローマのユニフォームを着たいと思う選手を連れてくることは、私たちがクラブのビジョンの中で考えているアイデンティティと帰属意識のために、とても重要なことです。」

　なおエイブラハムは、ルイ・パトリシオ、エルドル・ショムロドフ、マティアス・ヴィーナに続く、ローマの今夏の4人目の補強となります。

　タミー、ようこそローマへ！