宮里藍のセッティング 上田桃子が燃える

チーム・協会

【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)

 上田桃子が燃えている。冠の宮里藍は年齢が近く、プライベートではとても仲がいい。ところが、セッティングを担当。こと、ゴルフとなればまったく別の話で、今大会は結果を示すことが求められる。「メモを見なくても、コース隅々までわかります」という。ところが、勝負には思わぬ落とし穴が存在する。

 かつて、世界ランク1位の挑戦状は、「選手心理を読んだ、いやらしいところにピンを切ってくる。そんな想定で練習した。おそらく、戦略的なピン位置になるでしょう。しっかり頭を使わないといけない。でも、それが楽しみです。焦らずにいく」と、08年のチャンピオンは目標を定めた。

 「今年はグリーンが柔らかくて重い。例年以上にスコアが出るでしょう。ただ、パー3が難しい。ボギーを叩かず、インコースでスコアを伸ばしていきたい」とプランを明かす。前週、ヨネックスレディスは首痛のためスタート前に棄権した。「出場するために、最善の準備をしたけど、背中まで痛みがあった。ただ、もう大丈夫。良かったです」という。新潟から帰り、「ずっと家で静養。ボールも火曜日まで、一発も打っていない。絶好調というわけではないけど、徐々に調子が上向いてきた」と表情は明るい。

 5月、パナソニックオープンレディースで逆転優勝。21年、30代の選手が優勝したのは初めてだった。その流れで、前週は笠りつ子が33歳で5年ぶりのV。同じ、熊本県出身である。「自分のことのように、うれしかった」と話した。統合のシーズンは28試合を終え、優勝者の平均年齢は22.9歳。若年化がクローズアップされている。ちなみに、19年は24.7歳だった。「若林さんは、ママになっても頑張っている。藤田さいきさんも毎週、試合に出場。(40歳を過ぎた)大山さんだって、故障から復帰して2試合で予選通過です。年齢は、関係ない。私たち30代も、これからもっとツアーを盛り上げていけると密かに思っている」と気合が入った。百花繚乱のツアー新時代は、個性的な選手が多い。笹生優花の全米女子オープン制覇で、JLPGAツアーは大いなる刺激と、さらなる活気にあふれている。(中山 亜子)
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