乾、武藤所属のエイバル、バレンシアに敗れ1部降格が決定(1‐4)

SDエイバル
チーム・協会

【©SDエイバル】

武藤は先発起用されるも前半34分に交代、乾はメンバー入りするも出場無し。エイバルはブライアン・ヒルが1点を返すもバレンシアのグエデス、ソレールが共に2得点を挙げ1‐4と大敗を喫した。

 ラ・リーガ第37節、20位エイバルは14位バレンシアと対戦。エイバルは逆転残留のためにも勝ち点を落とすことはできないこの試合。メンディリバル監督は武藤をオサスナ戦以来の先発起用となった。

 スコアが動いたのは3分。中盤でボールを奪ったバレンシアはカウンターからグエデスのシュート。インサイドに放たれたシュートがニアサイドを貫き、試合開始早々バレンシアが先制に成功する。

 バレンシアは19分、ガヤとグエデスの二人で左サイドを突破し、グラウンダー性のクロスをソレールが中で合わせて追加点を奪った。

 29分、右サイドでボール持ったイガンインがエイバルの選手を引き付けてサイドチェンジ。ガヤのロークロスにニアサイドに走りこんだソレールが自身2ゴール目となるシュートを放ち、リードを3点とする。

 たまらずメンディリバル監督が動く。36分に武藤とケヴィン・ロドリゲスを下げ、セルジ・エンリクとブライアン・ヒルを投入する。
 
 交代策が実ったのは37分。中央でキケ・ガルシアがボールをキープし右サイドのコレアへ展開すると、コレアのクロスにファーサイドのブライアン・ヒルが右足で流し込みエイバルが1点を返す。

 42分、レシオが蹴ったFKを大外のアルビージャが合わせるもポスト直撃。こぼれ球をセルジ・エンリクが押し込むもバレンシアGKが体を張って止める。1点差に詰め寄る事ができなかったエイバルは前半を1‐3で折り返す。

 48分、バレンシアのマキシ・ゴメスがエイバルの守備陣の裏に飛び出し中へ折り返すと、中央でフリーになったグエデスが流し込みバレンシアが再び3点差とする。

 何とか追いつきたいチームは96分にセルジ・エンリクがダイビングヘッドを放つもシュートはGK正面。ホームのバレンシア相手に4失点と大敗を喫したエイバル。他チームの結果により、最終節を2部へ降格が決定した。

 
 
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

SDエイバル (ソシエダ・デポルティーバ・エイバル)は1940年に設立された歴史のあるスペインのサッカークラブで、創設から現在に至るまでに地域リーグからトップリーグまであらゆるカテゴリーを経験してきました。その長い歴史の中でも、1988年から2006年まで18年連続で2部リーグに在籍し2部最長記録を達成したことと、2013-14シーズンの1部リーグ昇格決定は画期的な出来事でした。収容人数6300人のイプルア市営スタジアムを本拠地とし、現在ラ・リーガ1部に所属しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント