香川所属のPAOK FC、テッサロニッキ・ダービーを見る前に知っておきたい8つの事実!
【©PAOKFC】
ギリシャスーパーリーグ3位のPAOK対2位のアリスの直接対決。 香川真司初となるテッサロニキダービーは、3月8日深夜2:30キックオフ!
ギリシャ北部のテッサロニキをホームタウンとする両チームの対戦。PAOKはコンスタンチノーブルに追われたギリシャ人が1926年に設立し、アリスは1914年にテッサロニキのギリシャ高校の卒業生で設立されたクラブである。
クラブの色
伝統的にPAOKは市内の労働者階級のチームであり、ギリシャ北部で最も人気があるクラブ。対照的にアリスは市内中心部の上流階級とのつながりが強いクラブ。ブルジョア色のアリスとプロレタリア色のPAOKという関係となっている。
距離
PAOKのトンバ・スタジアムとアリスのクレオニス・ヴィケリディス・スタジアムは1.5kmしか離れていない。
ダービーマッチの歴史
最初のダービーマッチは1927年に行われ、PAOKが2-1で勝利。今まで208回のダービーマッチが行われ、PAOKが73勝、アリスが66勝、69試合が引き分けとなっている。
ライバル関係
PAOK対アリスのライバル関係はサッカーだけではない。90年代、PAOKとアリスはギリシャのバスケットボール界を支配していた。彼らの試合は国内で最も人気があり、ヨーロッパでは一般的なクラシコの一つになっていた。
テッサロニキダービーのトップスコアラー
ラビス・コウイロキディスはテッサロニキダービーで12ゴールを挙げたPAOKのトップスコアラーである。
タイトル差
PAOKはギリシャスーパーリーグを3回制し、ギリシャカップを7回優勝している。
アリスもギリシャスーパーリーグを3回制しているが、ギリシャカップは1回しか優勝したことが無い。
決勝での直接対決
過去ギリシャカップ決勝でこのダービーが実現したのは2回だけ。
最初は行われのは1970年、この時はアリスが1-0と勝利をした。
2回目は33年後の2003年の決勝で対戦、この試合は同スコアの1-0でPAOKがリベンジを果たしている。
最後に
伝統、歴史的ルーツを持つテッサロニキダービーを初めて体験する香川。ギリシャ屈指の熱狂的かつ過激なダービーで、大勢の観客の元でプレーをする機会はあるのだろうか?要注目だ。
PAOKの熱狂的なサポーター 【©PAOKFC】
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