ユヴェントス|ヴェローナで引き分け

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【©JuventusFC】

ユヴェントスは27日に行われたセリエA第24戦節で、エラス・ヴェローナと1-1で引き分けた。後半にクリスティアーノ・ロナウドのゴールでリードを奪ったが、その後バラークに同点ゴールを決められ勝ち点3を手にすることはできなかった。

前半は両チーム無得点
 ボヌッチ、キエッリーニ、クアドラード、アルトゥール、ディバラが怪我で欠場、さらにモラタとダニーロをそれぞれ体調不良と出場停止で欠き、アンドレア・ピルロ監督は苦しい台所事情の中でアウェイでの一戦に臨んだ。

 それでも前節クロトーネ戦に続く連勝を狙うチームは、キックオフ直後にラムジーがディフェンスラインの裏に抜け出し強烈なボレーシュート。惜しくも相手GKシルヴェストリにセーブされたが積極的な姿勢を見せた。

 ヴェローナも7分にコーナーキックのチャンスを得ると短くつないでからクロスを入れ、ニアに走り込んだファラオーニがヘディングシュート。シュチェスニーのセーブしたボールはポストに当たり、ユーヴェは肝を冷やした。

 14分にはキエーザが勝負を仕掛けて自らシュートを放ったがシルヴェストリが横っ飛びのセーブを見せ、その後は両チームともに決め手を欠いて決定機を作り出せないままハーフタイムを迎えた。

ロナウドが均衡を破る
 ユーヴェが均衡を破ったのは後半開始直後だった。キエーザがペナルティエリアに侵入すると、相手を引き付けて冷静にラストパス。逆サイドからフリーで走り込んだロナウドがグラウンダーのシュートを流し込み、先制に成功した。59分にもクルゼフスキのチャンスメイクからラムジーがシュートを放ったが、追加点を奪うことはできなかった。

バラークが同点ヘッド
 すると終盤にかけてヴェローナが徐々にプレッシャーを強めてゴールに迫り、77分に左サイドからのクロスをバラークに頭で押し込まれ、ユーヴェは同点ゴールを許してしまう。さらにラゾヴィッチ、ヴェローゾが逆転ゴールを狙ったが、なんとか失点を免れた。試合終了間際にはクリスティアーノ・ロナウドがフリーキックのチャンスを得たものの壁に阻まれ、1-1のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

先制点を決めたロナウド 【©JuventusFC】

ヴェローナ:シルヴェストリ;マニャーニ、ギュンター、ロヴァート;ファラオーニ、ストゥラーロ、イリッチ、ディマルコ、バラーク、ザッカーニ、ラザーニャ

ユヴェントス:シュチェスニー;デミラル、デ・リフト、アレックス・サンドロ;キエーザ (ディ・パルド 87)、ベンタンクール、ラビオ、ベルナルデスキ;ラムジー (マッケニー 67);クルゼフスキ、ロナウド

控え:ブッフォン、ピンソーリョ、ドラグシン、フラボッタ、カペッリーニ、マッケニー、ファジョーリ、ペーテルス、ラフィア、マルケス、アケ

【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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