【茨城ロボッツ】香川との接戦を制し、2021年白星発進!

茨城ロボッツ
チーム・協会

【(c)IRSE/Akihide TOYOSAKI】

ホームで迎えた2021年最初の試合。香川ファイブアローズとの1戦目。
#11 チェハーレス・タプスコット 、#15 マーク・トラソリーニの連続3ポイントシュートからはじまり、序盤から積極的なオフェンスを展開し、リードを奪う。しかし、香川のオフェンスを抑えきれず、突き放しては追い上げられるタフな時間が続く。
得点源である#30 テレンス・ウッドベリー選手に対し、#29 鶴巻啓太がディフェンスで食らいつき、フィールドゴールを抑えるも、ファウルによるフリースローや外角からのシュートなどでトータルの得点を抑えきることができず、ディフェンス面では課題の残る内容に。
それでもオフェンスの強度を落とすことなく攻め続け、苦しい時間帯を全員で乗り越えて掴みとった価値ある勝利となりました。

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B.LEAGUE・B2 2020-21SEASON 第15節 GAME27
茨城ロボッツ vs. 香川ファイブアローズ
【茨城95-93香川】

23[1Q]19
25[2Q]24
22[3Q]19
25[4Q]31

スターティング5

#0 遥天翼
#6 小林大祐
#11 チェハーレス・タプスコット
#15 マーク・トラソリーニ
#25 平尾充庸

主な個人スコア

#11 チェハーレス・タプスコット 33PTS 10REB 4AS 1ST 3BS
#15 マーク・トラソリーニ 16PTS 7REB 5AS 1ST
#25 平尾充庸 16PTS 3REB 4AS 3ST
#6 小林大祐 10PTS 1REB 1AS 1ST

MVP:#11 チェハーレス・タプスコット選手

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試合後コメント

【リチャード・グレスマンヘッドコーチ】
《試合総括》

幸運もあって勝ち切れた試合だったと感じています。
香川さんは非常に強い、手強い相手で、ウッドベリー選手が入ってからは特に西地区の中でもベストなチームだという印象を受けました。
それだけタフな相手に対してこのように勝ちを拾えたこと、非常に厳しい時間もあったのですが、それを乗り越えて勝ちを掴めて良かったです。
ウッドベリー選手は30分のプレータイムで平均27得点をあげるような選手ですが、今日はフィールドゴールに関しては6/17と、よく止めていたと思います。そういった意味ではウッドベリー選手を止めることができていた部分もありました。
ただ、大きな問題としては、ウッドベリー選手に18本のフリースローを与えてしまったことです。彼がファウルをもらった数は12で、18本のフリースローを全て決めてきました。
彼に対して同じような強度でディフェンスを続けつつ、ファウルをしないで止めるということが明日に向けての課題かなと思います。

(前半ペイントを攻めきれていないように見えたが)
前半は単純に決めるべきショットを決めきることができてきませんでした、
後半になってペイントでのショットを決めきることができはじめ、結果としてペイント内で40得点をあげることができました。
また、3ポイントに関しても、8/25と決して悪くはない数字であり、フリースローでも多く得点をあげ、さらにターンオーバーも今回のゲームではかなり減らすことができたので、そういった意味でも、オフェンスの部分ではできていた部分が多かったと思います。
しばらく接戦になることがなく、久々の接戦となったのですが、接戦の中では1つ1つのポゼッションが勝敗を分けるということが間違いなくあると思います。
そういった中でしっかりと戦い抜くということ、やりきるということが大事になるのですが、こういう時が来るであろうということは予測していたので、しっかりと勝ちきることができて良かったです。

(鶴巻選手の頑張りが光ったが)
練習中からウイングのディフェンダーとして優れた点をみせてくれていました。
彼の起用においてウッドベリー選手をしっかり守ってくれるだろうという信頼もありましたし、今日彼が頑張りをみせてくれたことは嬉しいことでした。

(小寺選手が7アシストという活躍をみせたがディフェンスへの評価は)
いいディフェンスをしてくれたと思います。
どうすれば一番チームに貢献してくれるかはまだ探っている段階ではありますが、間違いなくディフェンスでは手堅く力を発揮し、チームに勢いをもたらしてくれていると思います。

【(c)IRSE/Akihide TOYOSAKI】

【#25 平尾充庸選手】
《試合総括》

試合を通して我慢をしなくてはいけない40分間だったと感じています。
オフェンスに関してはいいプレーだったり、改善点だったりがいい形で出ているのでこのようなスコアにつながっていると思うのですが、ディフェンスのところで相手にオフェンスリバウンドをとられてしまうシーンが何度かあったので、相手がこぼしたボールをしっかり自分たちのボールにして点数につなげていかなければ明日もタフなゲームになってしまうと思うので、しっかりと改善して明日に向けてやっていきたいと思います。

(これまでも我慢の試合はあったが、少し違う形での我慢になったように思うが)
今までの我慢というのは自分たちが点数を取れない時間でディフェンスでぐっと我慢するというパターンが多かったのですが、今回は自分たちもしっかりと点数をとれている中で、なおかつ自分たちのバスケットボールは遂行できているという状況で、その分ディフェンスでどのように止めなければいけないかということで、いつもと違う我慢の時間になったのかなと思います。

(ウッドベリー選手へのディフェンスについて)
マッチアップで、今日については鶴巻選手のいいところがすごく出ていましたし、鶴巻選手がマッチアップしている時はウッドベリー選手の点数も止まっていました。
ウッドベリー選手の力もまだまだこんなものではないと思いますが、うちはある程度抑えられた部分もあったと思うので、明日はさらに相手の得点源を止められるようにしたいです。

(年末年始の練習を経ての試合となったが)
年末年始ということで、世間は休みに入り、新年を迎えるムードということはありますが、気を緩めることなく今日に向けてしっかり準備ができていましたし、強度の高い、実りのある練習ができていたので、そういった意味では今日の勝ちというのは必然だったのかなと思っています。
まだまだな部分もありますが、新年の初試合を勝利できたということは良かったなと感じています。

【(c)IRSE/Akihide TOYOSAKI】

【#4 小寺ハミルトンゲイリー選手】
《試合総括》

非常にタフな対戦相手に対してしっかりと勝ちを得ることができた、2021年の最初の勝利を得られたことは非常に良かったと思います。
(どういった部分で貢献することを意識していたか)
最も貢献できたところは、ベンチからしっかり声かけをできた部分だと思います。
試合に出ている選手たちが自信を持てるような声かけをして、どんな場面でもポジティブな空気をつくることができるように意識していました。

(加入して、求められていることはできてきていると感じるか)
今の自分の役割としては、とにかくエナジーを出すことかなと思っています。
帰化選手として、自分が試合に出ている時間は優位さを活かせる状況だと思います。そうした状況の中で力を発揮することを意識しています。
今まで外国籍選手としてプレーをしている時は、プレー時間も長く、コートで貢献をすることが多かったですが、限られた時間の中で役割を果たすためには、自分がプレーをしている時間以外でもしっかりと声を出して選手たちが自信をもてる状況をつくることも大切だと感じています。

(加入後初のホームゲームとなったが)
応援に来たいと思っている中でもアリーナに来られない方々もいらっしゃるとは思いますが、多くの方が年始から足を運んでくださり、本当に素晴らしい雰囲気でした。
本当に素晴らしいアリーナで、ワクワクしながらプレーすることができました。

【(c)IRSE/Akihide TOYOSAKI】

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著者プロフィール

水戸市・つくば市を中心とする茨城県全域をホームタウンとするプロバスケチーム 2013年7月 「つくばロボッツ」としてクラブ創設 2014年11月法人設立 2016年 拠点をつくば市から水戸市に移し、「茨城ロボッツ」としてB2リーグに参入 事業面では、今年1月には、Bリーグ初のクラブによる「スポーツまちづくり会社」である「株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメント」を設立 官民連携で開設した「まちなか・スポーツ・にぎわい広場(M-SPO)」の運営等を行い、地域にある様々な魅力と資源をつなぎ合わせる「地方創生」をコンセプトにした活動にも注力している。

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