ベティスマッチレポート|難敵ソシエダに完敗 (0-3)

レアル・ベティス
チーム・協会

【©RealBetis】

ソシエダの鉄壁の守備を最後まで崩せず、黒星を喫する

 ラ・リーガ第6節。ベティスはホームビジャマリンで難敵レアル・ソシエダと対戦。ソシエダの堅守を攻略することができず、0-2の敗戦。インターナショナルウィーク明け最初の試合を白星で飾ることはできなかった。

 お互いポゼッションサッカーを得意とするチーム同士の対戦。ベティスは怪我から復帰したGKブラボがスタメンに名を重ね、対するソシエダは攻撃のキーマンであるヤヌザイとイサクを温存して試合に臨んだ。

 前半、試合の主導権を握ろうと、ゲーム序盤からインテンシティの高いプレーを見せる両チーム。今シーズン2得点と、チーム内得点王のテージョがミドルシュートで積極性を見せるも、ゴールにはならず。このままスコアレスで前半を終えるかと思われた43分、左サイドを突破したソシエダの10番オヤルサバルがアーリークロス。ポルトゥが中で合わせ、アウェイのソシエダが先制に成功する。

 後半開始早々、テージョのクロスから後半途中出場のサナブリアが頭でネットを揺らすが、僅かに腕がラインを越えていたようでオフサイドの判定。59分にはロレンとW・カルバーリョを投入し、早くも3人のカードが入れ替える。

 60分にはサナブリアがエリア内で引っ張られたように見えたが判定はノーファール。ベティスには厳しい判定が続く。すると72分、シルバのスルーパスに抜け出した途中出場のイサクをバルトラがエリア内で倒してしまう。このPKをオヤルサバルが落ち着いて決め、ソシエダが0-2にリードを広げる。

 88分には途中出場のヤヌザイにカウンターから3点目を奪われ万事休す。試合を0-3で終えた。最近良い調子を見せてきたベティスだが、難敵ソシエダから勝ち点3を奪う事はできなかった。

[出場選手]
ベティス:ブラボ、ルイバル、バルトラ、シドネイ、アレックス・モレノ(ミランダ75’)、ギド・ロドリゲス、カナレス(W・カルバーリョ 59’)、ホアキン(ロレン 59’)、フェキル、テージョ(ライネス 75’)、イグレシアス(サナブリア 46’)

ソシエダ:レミーロ、アリツ、ポルトゥ、メリノ、ウィリアン・ジョゼ(イサク 69’)、オヤルサバル、(ヤヌザイ84’)ゲバラ(スビメンディ 65’)、ゴロサベル、モンレアル、シルバ(アルカイデ 84’)、ル・ノルマン

[ゴール]
0-1 ポルトゥ(43’)
0-2 オヤルサバル(73’)
0-3 ヤヌザイ(88’)

左サイドの攻撃を牽引するテージョ 【©RealBetis】

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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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