9月以降は5戦5勝の東浜巨でホークスは7連勝を目指す【10/17パ・リーグ見どころ】

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 10月17日の14時から、PayPayドームで福岡ソフトバンクと楽天イーグルスの第23回戦が行われる。16日の試合では、序盤に打線がつながった福岡ソフトバンクが7対3で勝利。第2戦の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→13勝9敗
楽天イーグルス→9勝13敗

【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 15試合7勝1敗 89.1回 78奪三振、防御率2.52
【楽天イーグルス】石橋良太投手 10試合1勝4敗 47回 35奪三振、防御率5.94

 優勝争いへラストスパートをかけたい福岡ソフトバンクは、東浜巨投手を先発マウンドに送り込む。前回登板した10日の千葉ロッテ戦では負ければ首位陥落の重圧のかかるなか、8回1失点の好投で今季7勝目をマークし、6連勝の足がかりを作った。9月以降5戦5勝と絶好調の右腕は、チームの連勝を伸ばす投球を見せられるか。打線では松田宣浩選手が復調の兆しを見せている。前日の試合では4試合ぶりとなる一発を放ち、8年連続2桁本塁打の大台に乗せるなど、3安打3打点の大活躍。低空飛行が続いていた打率も、10月に入り上向きになりつつある。東浜投手を援護する一打に期待したい。

 カード初戦を落とした楽天は石橋良太投手が先発。前回登板の3日のオリックス戦では先発するも3回2失点と役割を果たせなかった。9月18日の福岡ソフトバンク戦では今季4敗目を喫しているだけに、今試合ではリベンジを果たし7月5日以来遠ざかっている白星を掴みにいく。打線では小深田大翔選手に注目。前回9月10日での東浜投手との対戦では2安打をマークしており、相性の良さがうかがえる。リードオフマンの出塁で打線を勢いづけ、チームに勝利を手繰り寄せられるか。

千葉ロッテは古谷拓郎がプロ初の先発登板。北海道日本ハムは鴎に好相性の有原航平が先発

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 ZOZOマリンスタジアムでは14時から、千葉ロッテと北海道日本ハムの第23回戦が行われる。16日の試合では、一発攻勢で得点を重ねた千葉ロッテが5対1で勝利を収めた。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→13勝9敗
北海道日本ハム→9勝13敗

【千葉ロッテ】古谷拓郎投手 1試合0勝0敗 3回 5奪三振、防御率3.00
【北海道日本ハム】有原航平投手 17試合6勝8敗 114.2回 97奪三振、防御率3.53

 優勝に向けて負けられない戦いが続く千葉ロッテは、古谷拓郎投手がプロ初先発。プロ初登板となった10日の福岡ソフトバンク戦では2番手でマウンドに上がり、3イニングを5奪三振1失点と力投を見せた。投手陣は依然離脱が続く状況だが、地元の舞台でチームを救う投球を披露できるか。打線では直近6試合で21打数3安打と苦しんでいたマーティン選手が、14試合ぶりとなる本塁打を放ち復調の兆しを見せた。今試合でも勝利へ導く一発は飛び出すか。

 北海道日本ハムは有原航平投手が先発。前回登板した10日のオリックス戦では、9回111球6奪三振の内容で完封勝利を収めた。千葉ロッテには3戦3勝、防御率は0.86と抜群の相性を示しており、今登板でも力強い直球を武器に7勝目を狙う。打線では千葉ロッテから7本塁打をマークしている中田翔選手に注目。ZOZOマリンスタジアムでは打率.361の好成績を残している大砲の一発に期待したい。

埼玉西武はベテラン・十亀剣が今季初先発。オリックスはT-岡田のアーチに期待

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 14時からメットライフドームで、埼玉西武とオリックスの第23回戦が行われる。16日の試合では埼玉西武が逆転勝利を飾っている。埼玉西武はこの試合も勝利してオリックスとの対戦成績を五分としたいところ。対するオリックスはここまで4連敗と苦しい状況であるだけに、起爆剤となる選手の登場が待たれる。

【今季対戦成績】
埼玉西武→10勝11敗1分
オリックス→11勝10敗1分

【埼玉西武】十亀剣投手 5試合1勝0敗 10回 5奪三振、防御率8.10
【オリックス】張奕投手 7試合1勝2敗 33.1回 29奪三振、防御率3.78

 埼玉西武の先発は十亀剣投手だ。10月11日に行われたファーム・東京ヤクルト戦では5回2失点(自責点1)とまずまずの結果を残している。救援登板ではあったものの、今季の1勝はオリックスからのものだ。今季初先発となった17日のマウンドでも、持ち味のゴロを量産する投球で試合をつくってもらいたい。打線は源田壮亮選手に注目したい。16日の試合では2安打を記録しただけでなく、気迫のヘッドスライディングで盗塁を決めて逆転につなげた。盗塁の際に交錯した影響が気になるところではあるが、カード勝ち越しに向けてキャプテンの活躍に期待を寄せたい。

 対するオリックスの先発は張奕投手だ。10月3日の楽天戦では、0回2/3でまさかの危険球退場となってしまった。埼玉西武は8月22日以来の対戦となるが、今季唯一の白星を挙げた相手である。持ち味の力強い速球で、前回登板の悔しさを晴らすことができるか。16日の試合、オリックス打線はチャンスをつくりながらもあと1本が出ず、得点につなげられなかった。だからこそ、17日の試合ではT-岡田選手に期待したい。十亀投手との前回対戦となった9月9日の試合では、球団通算8500号となる本塁打を放って一矢を報いている。この試合でも、ライトスタンドへの豪快なアーチを放つことができるか、注目だ。

【ファーム】田中貴也が新天地でアピール中! 17日は2試合を配信予定

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 「パーソル パ・リーグTV」では、ファーム公式戦2試合を配信予定。各試合の見どころをご紹介する。

巨人から移籍の楽天・田中貴也が奮闘中!

 イースタン・リーグ公式戦、楽天イーグルス対横浜DeNAの第12回戦はウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で12時30分から行われる。16日の試合は完封負けを喫した楽天だが、2安打と気を吐いた田中貴也選手に注目したい。移籍後は8試合に出場し打率.421と奮闘。新天地で活躍し、一軍昇格のチャンスをつかめるか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→7勝4敗
横浜DeNA→4勝7敗


福岡ソフトバンク・上林誠知は苦境を乗り越えられるか

 ウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日の第15回戦はタマホームスタジアム筑後で17時から行われる。16日の試合は2対3で福岡ソフトバンクが延長戦の末に敗戦した。注目は同試合で存在感を見せた上林誠知選手。初回に安打を放つと、4回には四球で出塁し盗塁を決めた。昨季から不振に苦しむ上林選手は、ここを乗り越え一段と成長できるか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝6敗3分
中日→6勝5敗3分


◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
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