7月16日、札幌ドームで北海道日本ハムと千葉ロッテの第3回戦が18時から行われる。15日のカード2戦目は、6対4で北海道日本ハムが逆転勝利を収めた。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝1敗
千葉ロッテ→1勝1敗

【北海道日本ハム】バーヘイゲン投手 3試合1勝0敗 16.1回 16奪三振、防御率4.41
【千葉ロッテ】岩下大輝投手 2試合2勝0敗 10.2回 8奪三振、防御率1.69

　北海道日本ハムの先発はバーヘイゲン投手。ここまで登板した3試合のうち2試合でクオリティスタートを達成している。今回も安定感ある投球で試合を作り、打線の援護を待ちたい。打線では西川遥輝選手に注目。15日の試合では5打席3安打2四球と全打席出塁を果たした。3試合連続マルチ安打中と好調のリードオフマンに期待したい。

　対する千葉ロッテは岩下大輝投手が先発。前回登板した9日の埼玉西武戦では、好投を続けていたものの、ノーゲームとなった。防御率1点台で2勝負けなしと勝利を手繰り寄せる右腕に期待が高まる。打線では2試合連続本塁打を放ったマーティン選手に注目。ここまで打率.257ながら5本塁打、13打点をマーク、出塁率.396と2番打者としての役割を果たしている。この試合でも好機を演出する打撃を見せられるか。

　7月16日、京セラドーム大阪でオリックスと福岡ソフトバンクの第3回戦が18時から行われる。15日の試合では、オリックス打線を2安打無失点に抑える投手リレーを見せた福岡ソフトバンクが7対0で勝利した。

【今季対戦成績】
オリックス→0勝2敗
福岡ソフトバンク→2勝0敗

【オリックス】山崎福也投手 2試合0勝0敗 10回 5奪三振、防御率4.50
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 3試合1勝1敗 18.1回 15奪三振、防御率6.38

　オリックスの先発は山崎福也投手。前回登板した9日の北海道日本ハム戦では、6回途中まで相手打線をノーヒットに抑える好投を見せるも、ヒットを1本許すと、その後3失点を許す悔しい登板となった。今季初白星を本拠地で挙げられるか注目だ。3連敗を避けたい打線ではジョーンズ選手に期待がかかる。7月はまだ1本塁打だが、3試合連続安打中と調子は上向きだ。前試合で2安打と元気のない打線に火をつけられるか。

　福岡ソフトバンクはバンデンハーク投手がチーム6連勝を懸けてマウンドにあがる。今季は1勝を挙げているものの、防御率は6.38とまだまだ本調子ではない。5連勝中と勢いのあるチームの流れに乗って好投を披露できるか。ここ2試合で26安打17打点と絶好調の打線では上林誠知選手に注目。開幕から不振に苦しんでいたが、ここ2試合連続でホームランを放つなど好調の打線を支えている。攻守にわたる活躍で、チームの6連勝に貢献したい。

　7月16日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと埼玉西武の第2回戦が18時から行われる。15日の試合は、投打で圧倒した楽天が11対0で大勝を収めている。

【今季対戦成績】
楽天→1勝0敗
埼玉西武→0勝1敗

【楽天】弓削隼人投手 3試合2勝1敗 18.2回 14奪三振、防御率2.89
【埼玉西武】高橋光成投手 3試合2勝1敗 17.1回 17奪三振、防御率5.71

　楽天は弓削隼人投手が先発マウンドに上がる。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、6回4失点で敗戦投手となっており、本来の力を発揮することができなかった。今試合では安定した投球で3勝目をつかみ取れるか。一方の打線で注目したいのは茂木栄五郎選手。15日の試合では、バックスクリーンに飛び込む2号3ランを放つなど3安打4打点の活躍を見せた。今試合でも打線をけん引し、連勝を飾りたい。

　対する埼玉西武の先発は高橋光成投手。今季ここまで3試合に登板して2勝を挙げているものの、投球内容はいずれも苦しいものとなっている。武器であるフォークを生かした投球で、楽天打線を封じ込めたい。打線では、鈴木将平選手に注目。15日の試合では「1番・センター」でスタメン出場し安打を記録すると、守備でも華麗なスライディングキャッチを披露した。今試合でも攻守にわたる活躍で勝利に貢献したい。

　イースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対巨人の第2回戦はCAR3219フィールドで13時から行われる。リニューアルされた本拠地での初戦は引き分けだったため、この試合で初白星を飾りたい。また、開幕からわずか1安打だった西川愛也選手が、15日の試合で3安打の固め打ち。第3打席から3打席連続で安打を放ってみせた。これをきっかけに調子を上げてほしい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→0勝0敗1分　巨人→0勝0敗1分

　イースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対横浜DeNAの第3回戦はロッテ浦和球場で13時から行われる。千葉ロッテはここまで全試合に出場し、打率.361の加藤翔平選手が、15日の試合で逆方向へホームラン。しかし、試合は雨でノーゲームになってしまい、残念ながら幻の今季1号となった。この試合で打ち直しの一発が飛び出すか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝1敗　横浜DeNA→1勝1敗

　ウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対阪神の第5回戦はオセアンバファローズスタジアム舞洲で13時から行われる。カード初戦は1得点に抑えられ、連勝が止まったオリックス。「2番・ライト」でスタメンだった西浦颯大選手は守備で魅せた。フェンス際でジャンピングキャッチすると、好返球で走者を刺すファインプレー。打撃だけでなく守備にも注目したい。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝3敗　阪神→3勝1敗

文・「パ・リーグ インサイト」編集部