6月病を防ぐ「意外な食べ物」とは?栄養豊富ですぐ買える、しかも安い!

MELOS -メロス-

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6月に入り、新しい環境に慣れてきた一方で、環境や人間関係がへの焦りやストレスから、やる気がでなかったり、頭痛や、めまい、倦怠感など身体の不調を感じる人が増えているのではないでしょうか。

このような症状を昨今「6月病(六月病)」と言い、職場や学校での人間関係などのストレスだけではなく、梅雨の気候も影響しているようです。

そんな六月病におすすめの食べ物があります。

「6月病」とは

その前に、聞きなれない6月病について。

5月病は聞いたことがありますが、6月病は新ワードですよね。

雨の日が続き、日照時間が減少することで、体内のセロトニンの減少やビタミンDの不足が生じます。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内の神経伝達物質のひとつ。

分泌量が減少すると、イライラするなど感情が安定しないことが多くなり、「うつ病」を引き起こしやすくなります。
気圧の変化が激しい時期なので自律神経も乱れやすく、眠気やだるさを感じやすくなるのです。

これがいわゆる6月病です。

6月病には「ビタミン」と「ミネラル」で対策を

メンタル不調の予防には、ビタミン、ミネラルの摂取が重要と言われています。

そこでおすすめしたい野菜が『小松菜』!

小松菜には抗ストレスホルモン「アドレナリン」の生成をサポートする“ビタミンC”や、神経の興奮やイライラを鎮める“カルシウム”が豊富に含まれています。

見た目はほうれん草に似ていますが、カルシウムの含有量は3倍以上です。

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専門家も太鼓判! 小松菜で6月病対策を

小松菜と梅雨時期のメンタル不調の関係について、専門家も太鼓判を押しています。

キユーピー株式会社に所属する管理栄養士・仁田友香(にった ゆか)氏は以下のようにコメントしています。

「ビタミンB群や、カルシウム、マグネシウムには神経の興奮を鎮め、精神を安定させる作用があります。不足するとストレスや体の不調を感じやすくなるので必要量をしっかり摂ることが必要です。

小松菜は、ビタミン、ミネラルを含み、ほうれん草と比べてアクも少ないので、普段の食事に取り入れやすいおすすめの食材です。

その日の体調や気分に応じてサラダで食べたり、スープに入れたり、ご自身にあった調理方法を試してみてください(仁田氏)」


学校法人 食糧学院 学院長・医師 馬渕知子(まぶち ともこ)氏は、小松菜のサラダをおすすめしています。

「6月に入り、新生活の疲れがたまるこの時期には、心と体のケアが特に重要です。このような「六月病」を軽減するためには、適切な食事が非常に効果的です。

とくにおすすめしたいのが、栄養豊富な小松菜を使ったサラダです。小松菜にはビタミンA、C、Eや鉄分を豊富に含んでおり、これらの栄養素は免疫力の向上や疲労回復に役立ちます。

簡単な小松菜のサラダは、オリーブオイル、塩、レモン汁で味付けするだけで、美味しくて体に優しい一品になります。バランスの良い食事を意識して、心身の健康を保ちましょう(馬渕氏)」


<Edit:編集部>
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