田中選手が18年ぶりの日本新!東京五輪マラソン日本代表内定組が出場/ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020 深川大会レポート
【フォート・キシモト】
第1戦に続いて、田中希実(豊田自動織機TC)が見事な走りを披露しました。女子3000mで8分41秒35の日本新記録を樹立(※)。2002年に福士加代子(ワコール)がマークした8分44秒40を18年ぶりに更新しました。「うれしいというより、練習の成果をしっかり出せてホッとしている。きつい練習を続けていたので、今日はタイムの設定を(決めた上で)守るより、自分の感覚で走り、ラストでしっかり上げられた」と、コメントにも自信が満ちていました。第1戦では1500mで日本歴代2位の記録を出しており、第3戦でエントリーしている5000mでも14分台や日本記録(14分53秒22)更新の期待を抱かせます。
【フォート・キシモト】
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東京オリンピックマラソン代表の中村匠吾(富士通)はB組に出場し、28分49秒95で3着でした。出場予定だった3月の世界ハーフマラソン選手権(ポーランド)が10月に延期となり(出場を辞退)、春のトラックシーズンに目標を切り替えたものの大会が相次いで中止や延期に。練習方針もたびたび変更を強いられ、苦労もあったようです。それでも「一日一日できることをやって、オリンピックで最高のパフォーマンスができるようしっかり準備したい」と前向きでした。
【フォート・キシモト】
女子3000m障害物は吉村玲美(大東文化大)が9分53秒50で1着。自己記録には4秒ほど届かなかったものの、「(今季の)1戦目としてはいい刺激が入った」と今後の上昇を見据えていました。
第3戦の網走大会は7月15日に網走市営陸上競技場で開催します。
タイムテーブル、スタートリスト、ライブ配信などは大会ページ(https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1531/)をご覧ください。
>>「ホクレン・ディスタンスチャレンジ 深川大会」ライブ配信はこちら
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1531/
※日本記録が更新されるまで
https://www.jaaf.or.jp/news/article/11991/
※写真提供:フォート・キシモト
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