涌井秀章は古巣相手に好投なるか。「パーソル パ・リーグTV」で3試合を配信予定【7/1 見どころ】
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楽天と千葉ロッテの首位攻防第2戦。涌井秀章は古巣相手に好投を披露できるか
【今季対戦成績】
楽天イーグルス→1勝0敗
千葉ロッテ→0勝1敗
【楽天イーグルス】涌井秀章投手 1試合1勝0敗 7回 5奪三振、防御率2.57
【千葉ロッテ】小島和哉投手 1試合1勝0敗 5回 3奪三振、防御率7.20
楽天の先発は、涌井秀章投手。前回登板した6月24日の北海道日本ハム戦は、7回2失点の好投で移籍後初登板を白星で飾った。古巣の千葉ロッテ相手にチームを勝利へ導く投球を披露することはできるか。打線では、島内宏明選手に注目。第1戦では、追撃のきっかけとなる適時打を含む3安打3打点の活躍で、今季初の猛打賞をマークした。第2戦でもチャンスに強いバッティングに期待だ。
連勝が「8」で止まった千葉ロッテは、2年目の小島和哉投手が先発のマウンドへ。前回登板した6月24日のオリックス戦では、5回4失点の内容ながらも今季初勝利をマークした。第1戦に爆発した楽天打線を何とか食い止めたいところだ。打線では、角中勝也選手の状態が上向き。カード初戦では開幕戦以来のマルチ安打を放ち、気を吐いた。首位を守るべく、安打製造機のしぶとい働きに注目したい。
引き分けから一夜明けた第2戦。石川柊太とマルティネスは前回のリベンジを果たせるか
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【今季対戦成績】
北海道日本ハム→0勝0敗1分
福岡ソフトバンク→0勝0敗1分
【北海道日本ハム】マルティネス投手 1試合0勝1敗 5回 7奪三振、防御率7.20
【福岡ソフトバンク】石川柊太投手 1試合0勝0敗 3.2回 1奪三振、防御率14.73
北海道日本ハム・マルティネス投手、福岡ソフトバンク・石川柊太投手の両先発には、前回登板のリベンジを期待したい。マルティネス投手は5回4失点の内容で黒星が付き、石川投手は3.2回を6失点でゲームを作れなかった。引き締まった投手戦となったカード初戦の流れを引き継ぎ、今季初勝利を挙げるのはどちらか。
打線では、北海道日本ハム・中田翔選手、福岡ソフトバンク・バレンティン選手の主砲コンビの奮起が望まれる。中田選手は、ここまでリーグトップタイの5本塁打を放っているが、打率は2割台前半と低調。バレンティン選手はここまで打率1割台と本来の打棒を発揮できていない状態だ。主砲としてチームを勝利に導く一打に期待したい。
埼玉西武は今井達也が先発。オリックスは鈴木優で連敗ストップを狙う
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【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝0敗
オリックス→0勝1敗
【埼玉西武】今井達也投手 1試合0勝1敗 5.2回 2奪三振、防御率11.12
【オリックス】鈴木優投手 1試合0勝0敗 3回 2奪三振、防御率6.00
埼玉西武は今井達也投手が先発。飛躍が期待される今季だが、前回登板では福岡ソフトバンク相手に5回途中12安打7失点と捕まった。持ち味であるノビのある直球を生かし、今季初勝利を目指したい。野手では鈴木将平選手の打棒に期待だ。6月30日の試合では1番として起用されたものの、無安打に終わった。しかし凡退した後には辻発彦監督から声をかけられ、話し込む姿が見られるなど首脳陣からの期待は大きい。起用に応える結果を残し、レギュラー奪取へ名乗りを上げたい。
オリックスの先発は鈴木優投手。前回登板である6月26日は、アクシデントで降板した山岡泰輔投手の後を継ぐ緊急登板だった。今季初先発となるこの試合で好投を披露し、連敗脱出の救世主となれるか。打線で注目したいのはロドリゲス選手だ。6月30日には待望の来日初アーチが飛び出すなど、状態は上向き。吉田正尚選手、ジョーンズ選手、T-岡田選手らとともに打線をけん引し、勝利を呼び込む一打を放ちたい。
「パ・リーグ インサイト」編集部
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