【新日本プロレス】後藤洋央紀に直撃! 高校時代に中邑真輔と遭遇していた!?

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【新日本プロレスリング株式会社/後藤洋央紀選手】

新日本プロレスのレスラーや関係者に、ファン時代〜選手や仕事として関わり始めた時代、自分が関わったベストバウトなどを直撃する集中連載! 

初回のゲスト・清野茂樹アナウンサーからバトンを受けた後藤洋央紀選手がプロレスラーを目指した中学〜大学進学まで思い出をプレイバック!

“盟友”柴田勝頼選手との出会いとは? まずは前編をお届け!

※プロフィール写真提供/後藤洋央紀選手

※以下、『“ボクと新日本プロレス”ヒストリー』後藤洋央紀選手編(前編)の序盤をSportsnaviで無料公開!

(2002年の入門テストで合格した時は)素直にメチャメチャ嬉しかったですよ。「ついに夢が叶った!」と思いましたから。

ヨシタツ選手(左上)、後藤洋央紀選手(中央)、中邑真輔選手(右上)、田口隆祐選手(右下)、元闘魂クラブ・森角裕介さん(左下) 【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、後藤選手。前編では中学〜大学進学まで振り返っていただきましたが、大学生の時に中邑真輔選手(現・WWE所属)とも会ってるんですよね。

後藤 そうですね。大学のレスリングの試合とか合宿で会ってますし、あとは韓国合宿にも一緒に行ってますね。

――その当時、お二人は仲の良い関係だったんですか?

後藤 いや、仲がいいっていうよりも、自分が一方的に知ってた感じですね。というのも高校時代にレスリングの地方大会の会場で背の高いヤツがいて、それが中邑だったんですけど、プロレスのTシャツを着てたんですよ。だから、こっちも妙に意識しちゃって。

――ちなみに、中邑選手はどんなTシャツを着てたんですか?

後藤 たぶん橋本真也さんの破壊王Tシャツだったと思います。大きく“破壊王”と書いてある感じの。

――それは目立ちますね。

後藤 ハイ。ほかにも、天山(広吉)さんみたいな髪型をしてる人もいたんですけど、そういうヤツを見ると「おっ! コイツ、プロレス知ってるな」って感じでメチャクチャ意識しちゃって、変なライバル意識を持っちゃうんですよ。

――仲良くするというよりは、むしろライバル視しちゃうわけですね。

後藤 ええ。「コイツには、絶対負けねーぞ!」っていう感じで(苦笑)。

――ただ、大学時代には中邑選手に新日本プロレス入門に関して、相談もされているみたいで。

後藤 当時、スカウト部長の木村健悟さんとかがアマレスの試合を観に来てくれてることがあって、そういう時にちょくちょく話はしてましたね。

――後藤選手と中邑選手は同じ2002年に入門テストを受けたようですけど、その時の入門テストには多くの人が参加してたんですよね。

後藤 そうなんですよ。あの時は70人ぐらいいましたね。

――70人! そんな人数が道場に入れるたんですか?

後藤 いや、あの時はどんどん落とされていくスタイルのテストで、一番最初に道場の前で身長を測ったんですけど、小さすぎる人はその場で脱落していきましたね。ホント厳しかったですよ。

――当時、後藤選手はどれぐらいの身長だったんですか?

後藤 180センチぐらいですね。じつは、俺の高校の先輩もその入門テストを一緒に受けてるんですけど、その人は中学を卒業して高校には行かずに働きながらプロレスラーを目指していて。でも俺たちのレスリング部の練習にだけ来ていたという特殊な先輩なんですよ。U先輩という方なんですけど。

――その先輩はどうだったんですか?

後藤 U先輩は……身長で落ちました。

――先輩も身長で脱落しましたか!? その時、柴田選手はすでに入門して4年ぐらい経ってると思いますが、柴田選手から入門テストの情報などは入ってきてたんですか?

後藤 そうですね。大学生の時に「テストはこういうことをするよ」っていう話を聞けてたので、それは一番大きかったですね。

――その時の入門テストは何人ぐらい受かったんですか?

後藤 最後は、自分と中邑と田口(隆祐)、それから山本(尚史/現・ヨシタツ、全日本プロレス所属)と長尾(浩志/引退)の5人が残りましたね。

――のちに「伝説の2002年組」と言われる凄いメンバーですね。合格したお気持ちはいかがでしたか?

後藤 素直にメチャメチャ嬉しかったですよ。「ついに夢が叶った!」と思いましたから。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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