■国内男子ゴルフ/賞金レースとシード権争い「カシオワールドオープン」（11月28日〜12月1日、高知県安芸郡芸西村・kochi黒潮カントリークラブ）」事前情報

26日火曜日に、28、29日の予選ラウンドの組み合わせが発表され、今週の決着を狙う賞金1位の今平周吾が同2位のノリス、同3位のチャン・キムと同組で戦うことになった。

賞金総額2億円、V賞金4000万円の今大会で今平が、2位に4000万円以上の差をつけられれば次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を待たずに、青木功、ジャンボ尾崎、中嶋常幸、片山晋呉に次ぐ史上5人目となる2年連続の賞金王が決定する。

また、三つ巴の賞金レースで逆転の賞金王に、一縷の可能性を残した賞金5位の石川遼は浅地洋佑と、堀川未来夢と同組。

昨年の優勝者で今年は3週前に、沖縄で行われた「平和PGMチャンピオンシップ」を制した虎さんこと崔虎星（チェホソン）はいずれも沖縄出身の宮里優作と、比嘉一貴と回る。

そして今週は、し烈な賞金レースと共に、シード権争いの選手たちにとっては事実上の最終戦。来季の出場権がある賞金ランキング65位のボーダー線上で、シビアなせめぎ合いが繰り広げられる。