3x3男子日本代表:第3次強化合宿 開催報告「大きな相手を上回るスピードや俊敏性を生かせばオリンピックでも戦える」ブラウン アイラ選手
【JBA】
3x3男子日本代表への選考基準について、「ドライブとパスができ、さらにシュート力がある選手」「日本の戦いにおいてバスケIQの高さは重要」「ゲームのカギとなるリバウンドが強く、ディフェンス力がある選手」とロイブルコーチは考えています。188cm以上であり、オールラウンドにプレーできる選手が収集されました。「選手一人ひとりが一つずつ長けた武器を持っています。その武器を組み合わせながら、どれが一番マッチするかを試しています」というロイブルコーチは、ケミストリーを見極めながらオリンピックに向けた最高の4人を選考していきます。
リバウンドやディフェンスにおいて期待されるブラウン アイラ選手 (大阪エヴェッサ ※日本国籍を取得した帰化選手)は、2012年に3x3アメリカ代表としてFIBA 3x3ワールドカップに出場した経験の持ち主。ふたたびオリンピックを目指せるチャンスを得られたことで、「日本を背負って戦えることが楽しみですし、誇りに思っています」と意欲を見せます。
小林 大祐選手 (茨城ロボッツ / UTSUNOMIYA BREX.EXE) 【JBA】
3x3の場合、コーチが日本代表に選出しても、必ずオリンピックに出られるわけではありません。3x3の実力を示さなければならず、その基準となるのが個人ポイントです。FIBAにエントリーした試合に出場し、勝利することで個人ポイントが加算されます。オリンピックに出場するためには最低54,000ポイント(女子は36,000ポイント)が必要です。現在569,560ポイントを獲得し、国内ランキング1位の落合知也選手 (越谷アルファーズ / TOKYO DIME.EXE)をはじめ、候補選手のほとんどはそのラインをクリアしています。しかし、今年8月に行われた第2次強化合宿から追加招集されたブラウン選手、永吉佑也選手 (京都ハンナリーズ / KYOTO BB.EXE)、橋本拓哉選手 (大阪エヴェッサ)はポイントが足りていません。54,000ポイントを得るには「国際試合に出場し、2回ほどベスト8以上となる決勝トーナメントに進むことができれば獲得できます」とロイブルコーチは言い、来春に開幕する3x3新シーズンから積極的に出場していくことが重要です。
橋本拓哉選手 (大阪エヴェッサ) 【JBA】
パイオニアとして3x3を引っ張る落合選手は、「まだまだ可能性があるメンバーであり、3x3は経験が大事なので場数を踏んでいけばもっと強くなるチームだと率直に感じています。日本はメダルを狙える位置に十分いると思っていますし、メダルを獲ることに意味があります。オリンピックでメダルを獲るためにも全員で、一致団結して臨みたいです」と抱負を語り、オリンピックへ向けた本格的な強化と競争がはじまりました。
落合知也選手 (越谷アルファーズ / TOKYO DIME.EXE) 【JBA】
ブラウン アイラ (F / 大阪エヴェッサ)
小松 昌弘 (F / TOKYO DIME.EXE)
落合 知也 (F / 越谷アルファーズ / TOKYO DIME.EXE)
小林 大祐 (G / 茨城ロボッツ / UTSUNOMIYA BREX.EXE)
永吉 佑也 (F / 京都ハンナリーズ / KYOTO BB.EXE)
藤高 宗一郎 (F / 大阪エヴェッサ / EVESSA.EXE)
橋本 拓哉 (G / 大阪エヴェッサ)
保岡 龍斗 (G / 秋田ノーザンハピネッツ / SEKAIE.EXE)
杉浦 佑成 (F / サンロッカーズ渋谷 / TACHIKAWA DICE.EXE)
西野 曜 (F / 専修大学 3年 / BEEFMAN.EXE)
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