【三遠ネオフェニックス】ダシルバ ヒサシ選手 トルコのビッグクラブ ベシクタシュJKのトレーニングキャンプ挑戦 総集編

三遠ネオフェニックス
チーム・協会

【©besiktas】

三遠ネオフェニックスは2019年3月15日に、1903年に創設されたトルコ共和国最古のビッククラブ『ベシクタシュJK』のバスケットボールチーム「損保ジャパン・ベシクタシュ」と姉妹クラブ提携をしました。

そしてこの度、三遠ネオフェニックスのダシルバ ヒサシ選手がベシクタシュのトレーニングキャンプに8月18日から9月2日まで参加してまいりました!トルコは最新のFIBAランキング15位と世界でも強豪国であり先日のFIBA WCでもその強さを如何なく発揮し日本は悔しい敗戦を喫しました。

約2週間そんな世界のビッグクラブへ挑戦したダシルバ選手ですが、初日から6日目まで、そしてベシクタシュの選手たちからのスペシャルメッセージをいただきましたが、それらを改めてまとめましたので、ぜひご覧ください。

NBAやサマーリーグへの挑戦だけが海外挑戦ではなく、今回のFIBA WCをご覧になられた方はお分かりかと思いますが、ヨーロッパの各国は世界的に見ても強豪国揃いです。そういった国々へ挑戦する機会を三遠ネオフェニックスは今後も提供し続けたいと考えております。

そして三遠ネオフェニックス 背番号12番 ダシルバ ヒサシ選手の今シーズンの活躍にご注目ください!
初日非常に良い状態で練習に参加し、慣れない英語でのコミュニケーションではありましたが、積極的に話しかけ、堂々としたプレーぶりをみせておりました。2日目も初日の良さを維持し順調にトレーニングメニューを消化していきました。
しかし、好事魔多しの文字通り、体のキレも良い状態であったがゆえなのか、2日目の2部練習中に足を攣ってしまい、その日の練習は終了となりました。練習終了後にはトレーナーやフィジシャンに状態を確認してもらいましたが、軽度ではあるものの肉離れの診断が出てしまい、別メニューでの参加が決定しました。
調子も良くモチベーションも高い状態のさなかでの出来事であったため、精神的には非常に苦しいシーンであったはずですし、日本に帰国し治療に専念しシーズンに備えるという選択肢もあったはずです。しかし、ダシルバ選手は気持ちを切り替え、このチャンスを逃すまいと前向きにとらえ、チームが用意してくれたリカバリーメニューや上半身のウェイトトレーニングなど精力的に汗をかく選択をしました。こういった精神面での成長が垣間見えた瞬間でもありました。
チームメイトには、トルコ代表にも選出されたことのあるビルカン・ボトック選手やアメリカの名門大学テキサス工科大学出身のトドリック・ゴッチャー選手、そしてNBAゴールデンステート・ウォリアーズでステフィン・カリーらとともに2度のチャンピオンに輝いたジェームス・マイケル・マカドゥ選手などワールドクラスの選手たちがいました。練習メニューは別ではありますが、行動をともにし、彼らの考え方や言動を目の当たりにし、ダシルバ選手はプロバスケットボールプレーヤーとしてだけでなく、人間としても大きな成長の機会を得ることができました。
姉妹クラブ提携しているからこそ実現できたワールドクラスの選手たちから、三遠ネオフェニックスのスクール生・U15メンバーへ宛てられたスペシャルメッセージをいただきました。

ビルカン・ボトック選手は、トルコ代表にも選出されたことのある非常に素晴らしいシューターです。
2番目に登場していただいたトドリック・ゴッチャー選手はアメリカの名門テキサス工科大学出身のウィングプレーヤーで、26歳ながらセカンドキャリアの勉強を怠らない素晴らしい考えの持ち主です。
そして最後に登場いただいたのは、NBAゴールデンステート・ウォリアーズで、ステフィン・カリーらとともに2度のNBAチャンピオンに輝いたジェームス・マカドゥ選手からです。

子どもたちに向けたメッセージは3人とも共通していることが多く、世界のトップレベルの選手たちが声を揃えて言ってくれた言葉の一つ一つを三遠ネオフェニックスのスクール生・U15メンバーにはしっかりと受け止めてほしいと願っております。
約2週間世界のビッグクラブへ挑戦したダシルバ選手ですが、トレーニングキャンプを終え、マカドゥ選手などワールドクラスの選手たちと別れを告げ、帰国直前に率直な心境をインタビューしました。

ダシルバ選手は今回学んだことをコート上、コート外において行動で示してくれることでしょう。ダシルバ選手へのご声援、よろしくお願い申し上げます。そして地元浜松でのホームゲームで躍動する姿をぜひ会場でご覧ください!
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著者プロフィール

男子プロバスケットボールリーグB.LEAGUE1部に所属する三遠ネオフェニックスです。 愛知県豊橋市をホームタウンとし、愛知県東部の東三河地域と静岡県西部の遠州地域の2つの県の垣根を越えて三遠地域の【100年さきの笑顔のために】という理念のもと活動しております。

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