【記録と数字で楽しむドーハ世界選手権】女子3000mSC/吉村玲美
【JAAF】
9月27日(金)から10月6日(日)の10日間、カタールの首都ドーハで「第17回世界選手権」が開催される。ここでは、日本人が出場する種目を中心に、「記録と数字で楽しむドーハ世界選手権」を紹介する。
なお、これまでにこの日本陸連HPで各種の競技会の記事で筆者が紹介したことがある同じ内容のデータも含むが、可能な限りで最新のものに修正した。
なお、これまでにこの日本陸連HPで各種の競技会の記事で筆者が紹介したことがある同じ内容のデータも含むが、可能な限りで最新のものに修正した。
★女子3000mSC★
国際陸連のインビテーションで、吉村玲美(大東大1年)が出場できることになった。「2000年4月22日生まれ」の19歳。男女混合4×400mリレーでは、「2002年2月18日生まれ」で17歳の高島咲季(相洋高校3年)が選出されているが、個人種目に出場する選手の中では吉村が最年少だ。
世界選手権での日本人最高成績は、
12位 早狩 実紀(みのり。京都光華AC)2005年
最高記録は、同じく早狩の「9分39秒28/2009年・予選1組10着」だ。
2005年に採用されてからの「決勝に進めなかった最高記録(予選落選者の最高記録)」は、
年 予選落最高
2005年 9.47.37
2007年 9.43.23
2009年 9.28.64
2011年 9.41.17
2013年 9.44.12
2015年 9.30.79
2017年 9.36.08
である。
吉村のベストとは大きな差がある年もあるが、11年と13年の通過ラインは、「9分38秒21」と「9分42秒12」。伸び盛りの吉村がベストを一気に10秒あまりも縮める可能性もある。
2019年のベスト9分49秒30(U20日本記録)は、エントリー45人の最下位だが、失うものは何もないので「世界一を決める舞台」で、色々な経験をしてきてもらいたい。
野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト
国際陸連のインビテーションで、吉村玲美(大東大1年)が出場できることになった。「2000年4月22日生まれ」の19歳。男女混合4×400mリレーでは、「2002年2月18日生まれ」で17歳の高島咲季(相洋高校3年)が選出されているが、個人種目に出場する選手の中では吉村が最年少だ。
世界選手権での日本人最高成績は、
12位 早狩 実紀(みのり。京都光華AC)2005年
最高記録は、同じく早狩の「9分39秒28/2009年・予選1組10着」だ。
2005年に採用されてからの「決勝に進めなかった最高記録(予選落選者の最高記録)」は、
年 予選落最高
2005年 9.47.37
2007年 9.43.23
2009年 9.28.64
2011年 9.41.17
2013年 9.44.12
2015年 9.30.79
2017年 9.36.08
である。
吉村のベストとは大きな差がある年もあるが、11年と13年の通過ラインは、「9分38秒21」と「9分42秒12」。伸び盛りの吉村がベストを一気に10秒あまりも縮める可能性もある。
2019年のベスト9分49秒30(U20日本記録)は、エントリー45人の最下位だが、失うものは何もないので「世界一を決める舞台」で、色々な経験をしてきてもらいたい。
野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト
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