<国内男子ゴルフ>足がつっても首位タイに。今平周吾が2年前のリベンジ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【足がつっても首位タイです】

■国内男子ゴルフ「ANAオープン(9月12日〜15日、北海道・札幌ゴルフ倶楽部 輪厚(わっつ)コース」初日

6アンダーの首位に26歳の出水田と時松、23歳の星野ら若い顔が4人並んだ。”最年長”の27歳、賞金王は強風にも最終ホールの痛いアクシデントにもメゲなかった。昨年大会は震災の影響で中止となり2年ぶりの輪厚で、今平周吾が2年前の借りを返しに好発進した。

インスタートの初日は、最後の9番パー5。60ヤードを残した3打目のフェアウェイで、今平が急に地面に座り込んだ。
競技委員会の特別承認を得て、渡辺研太トレーナーがロープ内に駆け込んだ。
足を投げ出しほんの数秒ケアを受けるとすぐ立ち上がり、ピン奥2メートルにつけてバーディで終えられたが、9番のティショットで「右のふくらはぎに、経験したこともないような痛みを感じた」という。

この日の北海道は急激な冷え込みに加えて、ふかふかとした洋芝が「選手の足に負担をかけたのではないか」と、渡辺トレーナー。
本人は肉離れを疑ったようだが、「足がつっただけでした」と、事なきを得て安堵した。
バーディ締めで、スルリと首位に並んでみせた。

一昨年大会で、3選手による自身初のプレーオフに挑戦。しかし、池田勇太と時松隆光を残してわずか1ホール目に敗退。ひとり早々にコースを降りた苦い記憶がある。
「悔しかったので。今年もまたここで優勝争いしたい」。
2年越しの好発進に、賞金王が2年前のリベンジを見据えている。
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