「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」第1戦:男子日本代表99-89ニュージーランド代表「リバウンドを競り合えたことが勝因」馬場雄大選手
八村塁選手(ワシントンウィザーズ)が先制し、その後も得点を重ねていき18-2と最高の入り方をします。日本のシュートは50%を超え、高い確率で決まり、前半を49-43とリードしたまま前半を終えます。後半開始3分、八村選手が3つ目のファウルを犯し、ベンチに下がります。
しかし、もう一人のポイントゲッターであるニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)が今度はゴールを量産し、第3クォーターだけで13点を挙げ、79-68とリードを広げます。「みんなでボールをシェアしながら良いバスケができていました」と八村選手も納得する全員バスケで99-89と10点差をつけ、強豪ニュージーランドに一度もリードを許すことなく勝利を挙げました。
課題のリバウンドも35ー38と3本差で負けてはいますが、「競り合えたことが勝因につながりました」と馬場雄大選手(アルバルク東京)も日本が成長している点を強調します。最多リバウンドはファジーカス選手ですが、その数はたった7本。逆にチームリバウンドが5本あり、本日コートに立ったほとんどの選手がリバウンドを記録し、全員リバウンドを意識したことで課題克服に近づくことができました。
ニュージーランド戦は相手をスカウティングすることなく、ラマスヘッドコーチは「自分たちのバスケをして戦おう」と臨みました。八村選手は35点、ファジーカス選手は21点を挙げ、FIBAワールドカップ アジア予選同様に二人がポイントゲッターとして活躍。その後を追うのがBリーグチャンピオン、アルバルク東京の馬場雄大選手が12点、竹内譲次選手も10点と続き、積極的にゴールへアタックしています。全員でつかんだ勝利に対し、八村選手は「これからも試合は続きますが、今後へ向けても最高の出だしになりました」とJAPAN MADNESSからFIBA ワールドカップまで続く世界との真剣勝負が今後も楽しみです。
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