【UFC】チアゴ・サントスの挑戦かなわず、スプリット判定ながら王者ジョン・ジョーンズが13度目の防衛

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【Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC】

日本時間7月7日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナを舞台にUFC 239が行われ、メインイベントでライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズと挑戦者チアゴ・サントスが対戦した。

第1ラウンドはサントスがジョーンズにプレッシャーをかけていくも、序盤にケリを空振った際に足を痛めた様子のサントスが途中からやや失速、ジョーンズのエルボーを食らってダウンを喫する場面もあった。それでも、あまり手を出してこないジョーンズに対して有効打を稼ぐサントスは痛む足でハイキックを放つなど見せ場を作る。しかしながら、フルラウンドにもつれ込んだ試合はスプリット判定ながら、王者ジョーンズの防衛達成となった。

【メインイベント】
ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○ジョン・ジョーンズ vs. チアゴ・サントス●
判定2-1(48-47、48-47、47-48)

ジョン・ジョーンズ


「みんな、彼はタフだった。チアゴにとって最大のチャンスは俺をノックアウトすることだというのはみんなも分かっていたはずだ。俺はスマートに戦ったし、家族とチームのために、このゴールド(ベルト)を持ち帰る。彼は思っていた以上にとても良かった。チアゴ・サントスはムエタイで黒帯を持っている。自分よりはるかに長くキックボクシングをやっている相手と立ち続けたんだから、自分を誇りに思うよ。自分が勝っている気がしていたから、テイクダウンを取りに行く必要はなかった。とてもハイレベルなチェスゲームをやっていたんだ。ムエタイの黒帯とキックボクシングをするなら、頭を下げたままにすべきじゃない。彼はいろんな人がもうずっと望んでいたゲームプランを実行したのだと思っている。よくがんばった。彼には自分の試合で穴を突かれたけれど、次はもうない」
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