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2024年5月5日(日)

11R
2024年5月5日(日)
2回東京6日
15:40発走

NHKマイルカップ GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダノンマッキンリー
1 2 ノーブルロジャー
2 3 ディスペランツァ
2 4 イフェイオン
3 5 ボンドガール
3 6 ロジリオン
4 7 チャンネルトンネル
4 8 エンヤラヴフェイス
5 9 キャプテンシー
5 10 ウォーターリヒト
6 11 アレンジャー
6 12 ゴンバデカーブース
7 13 シュトラウス
7 14 アスコリピチェーノ
7 15 マスクオールウィン
8 16 ジャンタルマンタル
8 17 ユキノロイヤル
8 18 アルセナール

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=14 16=12 16-2 16-5 14=12
綾恵 16=5 16=14 16-7 16-10 5=14
ナベ 13=14 13=16 13=3 13=7 13=9
たま 16=3 16=14 16=2 16=5 16=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジャンタルマンタル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
デビューから無傷の3連勝で朝日杯FS(G1)を制し、最優秀2歳牡馬に選出。3歳を迎えて2連敗しているが、前走・皐月賞(G1)はハイペースの2番手から早めに抜け出して僅差の3着に踏ん張った。負けて強しと言える内容で、この馬自身も従来のレコードを0秒6更新。中2週のローテーションでも引き続き好調を維持しており、得意のマイル(2戦2勝)なら復権Vに期待がかかる。

対抗はアスコリピチェーノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
前々走・阪神JF(G1)をレースレコードで快勝。本馬もデビューから3連勝を飾り、堂々と戴冠を果たした。前走・桜花賞(G1)で連勝はストップしたが、勝ち馬と僅差の2着。4角で外に押し出される場面がありながらも、粘り強く伸びて盛り返した。ひと叩きされ順当に良化し、1週前に美浦Wコースで圧巻の自己ベスト。牡馬が相手でも好勝負になる。

単穴はゴンバデカーブース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.4
東京コースでデビューして2戦2勝。新馬戦での逃げ切り勝ちから一転、サウジアラビアRC(G3)では最後方から鮮やかに差し切った。非凡なレースセンスを示し、今回も対戦するボンドガールやシュトラウスを一蹴。順調さを欠いて7カ月ぶりの実戦となるが、ポテンシャルの高さで克服しても驚けない。

抑えはノーブルロジャー。穴はボンドガール。

今週のワンポイントアドバイス

G1・2勝に王手、ジャンタルマンタル

今週から東京競馬はNHKマイルC→ヴィクトリアマイル→オークス→日本ダービー→安田記念と5週連続でG1が開催される。第1弾は3歳馬による春のマイル王決定戦。短距離馬や当時クラシックに出走資格がなかった外国産馬のために1996年に創設された。第1回から6回までは外国産馬が1、2着を独占。そのため、外国産馬の祭典と称されたが、その後は内国産馬が巻き返している。21年にシュネルマイスターが20年ぶりに外国産馬として優勝。近年は外国産馬にもクラシックへの門戸が開かれたことで出走数が少なく、今年もノーブルロジャー1頭となっている。

史上初めてとなる2歳牡牝のJRA賞受賞馬対決に注目が集まる。新緑の府中の杜で大一番を制するのは2歳王者か、2歳女王か。それとも新星誕生か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−17、3−4、1−2、2−13、6−2、2−14、9−1、2−7、4−3、9−8番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、5、2連対と人気に応えられず、代わりに6番人気以下から2けた人気3頭を含む8頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
2000円台...2回
3000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......4回

上位人気馬の全滅は昨年だけだが、伏兵馬の台頭も珍しくなく、万馬券が4回も飛び出す波乱となっている。

一方、3着に12、2、12、6、9、7、6、1、18、3番人気が入線した3連単配当は、68万、3万、3万、29万、12万、41万、15万、2万、153万、26万円。こちらも一昨年の153万馬券を筆頭に6けた配当以上が6回も飛び交う大荒れ。穴党には楽しみなG1となっている。

クラス別はG1組7頭、G2組5頭、G3組6頭、オープン特別組2頭。オープン特別組以下は苦戦中だが、今年は全馬重賞から出走する。

前走着順は【4.7.1.4.2.2】(1〜5着、着外)。掲示板を外した馬の巻き返しは2頭だけ。前哨戦で着外に敗れた馬は大きな減点となる。

ステップは桜花賞組とニュージーランドT組が4連対で並び、次いで皐月賞組3連対。2連対でアーリントンC組、毎日杯組と続いている。有力5路線が75%を占め、残る5頭は弥生賞ディープインパクト記念、ファルコンS、橘S、フラワーC、アネモネSからの参戦だった。

また、距離別は1400M組2頭、1600M組11頭、1800M組3頭、2000M組4頭。本番と同じ1600M組がリードしているが、距離による有利不利はあまり考えなくても良さそうだ。

勝利数(連対率)別は1勝=1連対(3%)、2勝=10連対(10%)、3勝=5連対(11%)、4勝以上=4連対(57%)。1勝馬は重賞で2、3着実績があっても分が悪く、軸は2勝以上馬から選びたい。

所属別は
関東馬【4.5.1.54】
関西馬【6.5.9.95】

連対率はそれぞれ14、10%。勝利数で関西馬が優位に立っているものの、率で関東馬が逆転。東西間の開きは感じられない。

性別は牡馬が141頭出走して13連対(連対率9%)、牝馬は38頭で7連対(同18%)。牝馬は出走数が少なく劣勢だが、率で牡馬を大きく上回っている。ちなみに今年は5頭出走する。

18頭の多頭数戦で枠順も気になるファクターとなるが、
1枠【0.2.1.17】
2枠【1.2.0.17】
3枠【0.1.2.17】
4枠【1.0.1.18】
5枠【1.3.3.13】
6枠【3.0.1.15】
7枠【1.1.0.28】
8枠【3.1.2.24】

内の1〜4枠は【2.5.4.69】(連対率9%)で、外の5〜8枠が【8.5.6.80】(同13%)。外枠が勝利数で内枠を圧倒し、率でもリードしている。(たま)


◎......ジャンタルマンタルはデビューから無傷の3連勝で朝日杯フューチュリティSを制覇したJRA最優秀2歳牡馬。ここ2戦の共同通信杯、皐月賞で小差の2、3着に敗れたが、前走はレコード決着の流れを果敢に先行して1分57秒2の好時計。悲観する内容ではない。ベストのマイルでG1・2勝目を決める。

〇......ディスペランツァは未勝利勝ちの後、京都2歳S6着、ホープフルS9着。2000Mで結果を出せずにいたが、距離を縮めると1勝クラスをしんがりから直線一気の差し切り勝ち。前走は中団待機から上がり32秒4の鋭さで突き抜けた。マイルは2戦2勝と底を見せておらず、決め手も世代トップ級だ。

▲......アスコリピチェーノは新馬戦、新潟2歳Sと連勝して臨んだ阪神ジュベナイルFも勝利してG1初制覇。無敗で最優秀2歳牝馬のタイトルを獲得した。桜花賞は4コーナーで外へ膨れ気味になって2着に敗れたが、2歳女王の地力は示した。牡馬相手のG1を勝利して3歳マイル女王に輝きたい。

△1......ノーブルロジャーは新馬戦、シンザン記念を連勝。初戦は2番手から押し切り勝ち。2戦目は中団で脚をためて先行勢をまとめて差し切った。前走・毎日杯は勝ち馬の圧倒的なスピードの前に6馬身差の2着に敗れたが、道悪の巧拙の差も出たか。位置取りを問わずに力を出せるのは大きな武器になる。

△2......ゴンバデカーブースは東京芝1600Mで2戦2勝。初戦をスピードの違いで逃げ切り、2戦目は一転して最後方からメンバー最速の上がりで差し切った。ホープフルSを取り消したあとは、ノドの手術などもあり7カ月ぶりの実戦。順調度の差は否めないが、まだ上位勢と勝負付けが済んでいないのは魅力だ。

△3......ボンドガールは東京芝1600Mの新馬戦を快勝。その後サウジアラビアロイヤルC、ニュージーランドTともに2着と勝ち切れずにいるが、前走は6カ月ぶり、得意と思えぬやや重馬場を思えば上々の内容だ。1勝馬でもマイル適性は高く、上積みが見込める臨戦。得意の東京で反撃する。

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