スポーツナビ

2022年5月8日(日)

11R
2022年5月8日(日)
2回東京6日
15:40発走

NHKマイルカップ GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マテンロウオリオン
1 2 ソネットフレーズ
2 3 ソリタリオ
2 4 セリフォス
3 5 キングエルメス
3 6 トウシンマカオ
4 7 タイセイディバイン
4 8 アルーリングウェイ
5 9 ダンテスヴュー
5 10 カワキタレブリー
6 11 インダストリア
6 12 セイクリッド
7 13 ジャングロ
7 14 フォラブリューテ
7 15 オタルエバー
8 16 プルパレイ
8 17 ステルナティーア
8 18 ダノンスコーピオン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=18 4=1 4-2 4-11 18=1
綾恵 4=2 4=13 4-5 4-11 2=13
ナベ 16=18 16=4 16=3 16=7 16=11
たま 1=11 1=18 1=4 1=8 1=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はセリフォス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.6
新馬戦→新潟2歳S(G3)→デイリー杯2歳S(G2)とデビュー3連勝。前走・朝日杯FS(G1)で初黒星(2着)を喫したが、当時の1、5着が皐月賞(G1)でも3、1着とハイレベルな一戦だった。直線で一旦は抜け出して半馬身差の惜敗なら、評価を下げる必要はない。トライアルをパスして4カ月半ぶりの実戦となるが、入念に乗り込まれてデキは抜群。ライバルたちを一蹴し、堂々と3歳マイル王に輝く。

対抗はダノンスコーピオン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.7
朝日杯フューチュリティS(G1)でセリフォスと半馬身差の3着。共同通信杯(G3)は体調を崩して7着に敗れたが、アーリントンC(G3)をレースレコードで快勝してしっかり巻き返した。現状はマイルがベスト。中2週&長距離輸送と課題はあるが、克服できるだけのポテンシャルを秘めている。

単穴はマテンロウオリオン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.5
年明けのシンザン記念(G3)を快勝するなど、デビューから4戦4連対。前哨戦のニュージーランドT(G2)は勝負どころで外を回るロスが響き2着に終わったが、上がり最速でアタマ差まで肉薄した。関東圏への輸送や左回りは既に経験済み。ひと叩きされ順当に良化しており、万全の状態で戴冠に挑む。

抑えはインダストリア。穴はソネットフレーズ。

今週のワンポイントアドバイス

軍団エース出陣、マテンロウオリオン


今週から東京競馬では5週連続でG1が開催される。トップバッターは3歳馬によるマイル王決定戦「NHKマイルC」。翌週から「ヴィクトリアマイル」、「オークス」、「日本ダービー」と続き、6月5日の「安田記念」で終了する。

昨年はテレビを通しての応援だったが、今年は全面開放とはいかないものの、緑に包まれた府中の杜のスタンドから熱戦が観戦できる。

過去10年、連対馬は1−3、10−6、1−17、3−4、1−2、2−13、6−2、2−14、9−1、2−7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、5、2連対と悲観するものではないが、6番人気以下から2けた人気4頭を含む8頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...1回
2000円台...1回
3000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......4回

上位1〜3番人気馬が連からそろって消えたのは1度だが、3番人気以内で決まったのも2回と少ない。ここ5年は伏兵馬が毎年連対しており、ヒモ荒れに注意が必要だ。

一方、3着に15、8、12、2、12、6、9、7、6、1番人気が入線した3連単配当は、26万、123万、68万、3万、3万、29万、12万、41万、15万、2万円台で決着。こちらも13年の123万馬券を筆頭に6けた配当も飛び交う大荒れ。穴党には楽しみなG1となっている。

連対馬20頭のクラス別はG1組7頭、G2組5頭、G3組6頭、オープン特別組2頭。オープン特別以下組は苦戦中で、3着を見てみても10頭すべてを重賞組が占めている。

連対馬を2頭以上出しているステップは
桜花賞 【2.2.0.10】
皐月賞 【2.1.1.11】
ニュージーランドT【3.0.2.49】
毎日杯 【0.2.0.8】
ファルコンS 【1.1.1.13】

上記5路線が有力で、連対馬の70%を占めている。

また、所属別は関東馬71頭と関西馬109頭で争い、10対10。連対率はそれぞれ14、9%。連対数は互角でも率で関東馬が一歩リードしている。

性別は、牡馬が150頭出走して14連対(連対率9%)、牝馬は30頭で6連対(同20%)。連対数で牡馬優勢となっているが、率で牝馬が逆転。5頭出走の牝馬には背中を押してくれるデータとなる。

毎年フルゲート18頭の多頭数戦で枠順も気になるところ。
1枠【0.1.1.18】
2枠【1.1.0.18】
3枠【1.1.2.16】
4枠【2.0.1.17】
5枠【1.3.1.15】
6枠【2.0.3.15】
7枠【1.1.0.28】
8枠【2.3.2.23】
(1〜3着、着外)

内の1〜4枠が【4.3.4.69】の成績で、外の5〜8枠は【6.7.6.81】。外枠が1、2、3着数すべてで内枠を上回っている。


◎......マテンロウオリオンは前走、絶好のスタートから直ぐに中団待機。直線大外からメンバー最速の上がりで迫ったが、アタマ届かなかった。勝利は逃したが、本番への試走としては十分の内容だった。マテンロウ軍団(横山典騎手&昆調教師&寺田千代乃オーナー)のエースがG1獲りに出陣する。

〇......インダストリアは2戦目に東京で未勝利勝ち。前走・弥生賞ディープインパクト記念は0秒3差の5着。馬群に入れず、4コーナーでも外に膨れるロス。それでも立て直して掲示場を確保した。デビューから4戦すべてでメンバー最速の上がりをマーク。東京コースで名手レーン騎手が末脚を爆発させる。

▲1......ダノンスコーピオンは5戦して【3.0.1.1】の成績。2走前の共同通信杯7着で初の馬券圏外となったが、「1800Mで勝っているけど、距離が長かった」と川田騎手は振り返った。それを次走アーリントンC(1600M)の重賞初制覇で実証した。今回は休み明けをたたかれて2戦目。さらなる前進が見込める。

△......アルーリングウェイは前走・桜花賞で0秒2差の8着。良い手応えで直線を向いただけに、前がバラけていればという内容だった。2カ月ぶりを一度使われた上積みは確実で、左回りの中京で勝利を挙げているのも大きな強み。輸送さえクリアできれば、前走以上のパフォーマンスが期待できる。

△2......セリフォスは3戦3勝で挑んだ朝日杯フューチュリティSで半馬身差の2着。好位追走から直線いったん先頭に躍り出たが、ゴール前のたたき合いで勝ち馬に軍配が上がった。連勝は3で止まったものの、能力の高さを十分にアピール。近年はぶっつけローテでG1を好走する馬も多く、大きな減点は必要ないか。

△3......プルパレイは前走ファルコンSで重賞初制覇。出遅れを挽回して中団に取りつくと、楽な手応えで直線を向かえ、残り1ハロンで一気に抜け出した。距離は1ハロン延びるが、マイルは2勝の実績。鞍上M.デムーロ騎手も18〜20年に3年連続連対とこのレースを知り尽くしている。大駆けに警戒したい。

新着ニュース

ニュース一覧

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧