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2019年9月29日(日)

11R
2019年9月29日(日)
4回中山9日
15:40発走

スプリンターズステークス GI

芝・右・外 1200m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アレスバローズ
1 2 ダノンスマッシュ
2 3 セイウンコウセイ
2 4 リナーテ
3 5 レッツゴードンキ
3 6 ノーワン
4 7 モズスーパーフレア
4 8 タワーオブロンドン
5 9 ディアンドル
5 10 ラブカンプー
6 11 マルターズアポジー
6 12 ダイメイプリンセス
7 13 ミスターメロディ
7 14 ハッピーアワー
8 15 イベリス
8 16 ファンタジスト

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=8 2=13 2-4 2-7 8=13
綾恵 1=8 1=16 1-2 1-7 8=16
山田 7=2 7=5 7=4 2=5 2=4 5=4
たま 8=13 8=2 8=4 8=7 8=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダノンスマッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.5
前哨戦のキーンランドC(G3)を快勝し、重賞3勝目をマーク。昨夏から1200Mに絞って(4.1.0.1)と好成績を収めている。春の高松宮記念(G1)は4着に終わったものの、勝ち馬のミスターメロディとは0秒2差。内有利の決着で外を回るロスがあったため、決して力負けではない。父ロードカナロアも4歳春の高松宮記念(G1)は3着と勝てなかったが、秋にスプリンターズS(G1)を制し、最終的にはG1計6勝をマーク。偉大な父の足跡をなぞり、新スプリント王の座を奪取する。

対抗はタワーオブロンドン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.06.7
今夏から1200Mに距離短縮して3、2、1着。前走・セントウルS(G2)は後続を3馬身突き放してのレコード勝ちでサマースプリント王者に輝き、高い短距離適性を示した。前走が中1週、今回は中2週と間隔は詰まっているが、この中間も引き続き好調をキープ。相性の良いルメール騎手とのコンビ継続(計5勝)も心強く、目下の勢いのまま一気に頂点を狙う。

単穴はミスターメロディ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.3
春の高松宮記念(G1)では好時計で実績馬を一蹴し、G1初戴冠。新王者として臨んだ前走・セントウルS(G2)は8着と振るわなかったが、休み明けで斤量58キロと条件が厳しかった印象だ。叩き良化タイプらしく、この中間の動きは順当に良化。荒れた馬場や急坂を苦にしないパワーは魅力で、課題の右回りを克服できれば、春秋スプリントG1制覇も夢ではない。

抑えはモズスーパーフレア。穴はリナーテ。

今週のワンポイントアドバイス

素質開花、タワーオブロンドン

秋のG1シリーズが開幕する。近年はロードカナロア、ストレイトガール、レッドファルクスがそれぞれ2年連続で連対。出走していれば人気を集めていたと思われる昨年のチャンピオン・ファインニードルが引退。スプリント戦線は一転、混戦模様になった。

今年はスプリントG1戦で春秋制覇を狙うミスターメロディ、前走の6ハロン戦をレコードで制したタワーオブロンドン。さらには重賞3勝馬で目下絶好調のダノンスマッシュなどスピード自慢16頭が顔をそろえた。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は6-2、10-3、3-9、2-1、1-2、13-2、1-11、3-2、1-5、1-11番人気で決まった(2014年は新潟競馬)。上位1〜3番人気が5、5、3連対とまずまずの成績を残しているが、6〜13番人気の伏兵馬も計6頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…1回
2000円台…1回
4000円台…2回
5000円台…1回
7000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……1回

上位人気が連からそろって消えた年はないが、11年に1万3030円の万馬券が出て、そのほか5000円以上の高配当も3回。フルゲート16頭立て(10回中8回)で行われることが多く、波乱含みの傾向を見せている。

一方、3着に8、7、7、9、15、5、9、9、7、13番人気が入った3連単配当は6万、35万、21万、1万、2万、19万、10万、18万、3万、20万円台。こちらも10回中6回で10万円を超す万馬券で決着。人気薄馬の食い込みに警戒したい。

路線別は8連対でセントウルS組がトップ。キーンランドC組が4連対で続き、2連対の高松宮記念組と安田記念組が並んでいる。

距離別は全馬芝からの臨戦で、1200M組17頭、1600M組3頭。前走1200Mをステップに出走した馬が好成績を挙げている。

年齢別は3〜7歳上馬が1、4、9、3、3連対。連対率はそれぞれ9、17、18、8、7%。5歳馬が他世代をリードしている。

性別は牡馬116頭と牝馬44頭で争って、14対6。連対率は12、14%。連対数で牡馬、率で牝馬が優勢となっている。

所属別は関東馬5連対、関西馬14連対、外国馬1連対。今年は外国馬の出走はなく、日本馬同士の戦いとなっている。


◎……タワーオブロンドンは6月からスプリント路線に切り替えて3、2、1着。一戦ごとに着順を上げ、前走のセントウルSは堂々のレコードVでスプリンターの素質を開花させた。中山の高速馬場は歓迎で、一気に頂点に駆け上る資質を備えている。

○……相手は春秋スプリントG1連覇を狙うミスターメロディ。春は初の芝1200M戦でいきなり高松宮記念を制したが、秋初戦のセントウルSは8着止まり。5カ月半ぶりに加え、レコード決着も響いたか。もともとはたたき良化型。今度は存分に力を発揮できる。

▲……前走のキーンランドCをダノンスマッシュは中団から差し切り、重賞3勝目。タワーオブロンドン(2着)より1キロ軽かったが、外を回るロスを挽回して最後は0秒1差先着している。中山は初めてで直線の坂がポイントになるが、G1級の能力を備えている。

△1……モズスーパーフレアは中山の芝1200Mで(3.1.0.0)。3月にこの舞台でオーシャンSを前半32秒3のハイペースで逃げ、1分7秒1の好タイムで押し切った。前走4着は休み明けで馬体重26キロ増。本番を見据えた仕上げだった。たたき2戦目の変わり身が期待できる。

△2……リナーテは16年に菊花賞、有馬記念を制したサトノダイヤモンドの妹。兄は長距離で活躍していたが、自身は芝1200Mで(4.1.1.2)とスプリント能力を発揮している。前走キーンランドCでタワーオブロンドンとタイム差なしの3着。混戦になれば出番はある。

△3……穴を開ければ3歳馬ディアンドル。デビューから一貫して芝1200Mに出走して(5.2.0.0)とまだ底を見せていない。重賞最高成績は前走の北九州記念2着。格下だが、今が伸び盛りの3歳馬で連対率も100%。舞台が2戦2勝の中山も後押しをする。

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