2021シーズンJ1戦力ランキング

記事

 2021シーズンのJ1全20クラブ、J2全22クラブの戦力を5つの項目別に採点。合計得点で戦力をランキング化しました。(J1、J2それぞれのリーグ内での評価になります)
 あなたの応援するクラブの順位は?解説コメントと合わせてチェック!
監修:河治良幸

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解説

ザーコ体制2年目の鹿島は、上田綺世など若手の活躍次第で優勝も狙えるだろう【(C)J.LEAGUE】

 総合値は文句なしに川崎フロンターレが1位だろう。得点力は相変わらずで、攻撃的なスタイルを支える守備も安定している。選手層を15にしたのは、あくまでACLを戦う前提で、本来なら17か18を付けられる。J1連覇とACL“両取り”にチャレンジしていくことが、ライバルチームにとっては付け入る隙にはなりうる。また、守田英正がポルトガルに移籍した中盤もメンバーは揃(そろ)っているが、彼が担っていた仕事の重大さを踏まえれば、オーガナイズの再構築に失敗すると、歯車がズレていくリスクはある。

 一方でザーゴ監督が2年目を迎える鹿島アントラーズはタイトル奪還の条件が揃(そろ)っており、国内専念で川崎Fとの差を十分に逆転しうる。ただ、内田篤人が引退し、山本脩斗など経験豊富なベテランの移籍が、ゲームコントロールなどの部分でどう影響するか。そこは新チームを担っていく選手たちに課されたミッションだ。

 名古屋グランパスもリーグ最少失点の守備力に加え、柿谷曜一朗や齋藤学など攻撃的ポジションの新加入組がうまくかみ合えば、優勝争いに加わる戦力はあるだろう。そしてやはり、ACLの前後をどう乗り切るかが鍵になる。ただし、集中開催の一次ラウンドを無事に突破したら夏に相応の補強があるだろう。

 ポステコグルー体制4年目の横浜F・マリノスは3バックと4バックの使い分けがどこまで良い方に出るか。FC東京は総合値こそ5番手にしたが、百戦錬磨の長谷川健太監督が率いる強みは大きい。ただ得点の目標を60に設定している中で、守備の安定をどこまで実現できるかがポイントになる。ロティーナ新監督の清水エスパルスは完成度を12にしたが、シーズン中に高まれば就任1年目にして上位躍進も可能だ。

 昨シーズンの徳島ヴォルティスをJ2優勝に導いたリカルド監督が就任の浦和レッズにも上位進出の期待はあるが、レオナルドの中国移籍や柏木陽介の規律違反に伴う退団などマイナス要素が続いた。西野TDは前線とバックラインの補強も示唆しているが、直前のゴタゴタでスタートダッシュはかけにくい。数字上は下位にしたサガン鳥栖や湘南ベルマーレは組織的なまとまりが武器で、若手やJ2からの個人昇格選手などの伸びしろもあるので、うまくかみ合って序盤戦で勝ち点を多く稼げれば、残留争い以上の存在になりうる。

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