春高バレー出場校・選手ランキング

記事

春高バレーに出場する注目校や選手を「月刊バレーボール」編集部が徹底分析! 男子・女子のランキング上位を寸評とともに紹介します。

順位    選手名    合計 豪快さ キレ味 跳躍 気迫   特性  
1 高橋藍 (東山) 39 10 10 10 9 弾丸サーブ
2 水町泰杜 (鎮西) 38 10 10 9 9 センス
3 柳田歩輝 (松本国際) 35 9 9 10 7 オールラウンダー
4 伊藤吏玖 (駿台学園) 31 9 8 7 7 ビッグマン
4 柳北悠李 (東福岡) 31 8 8 8 7 爆発力

寸評

東山(京都)の高橋藍が1位にランクイン(写真は共同)

 優勝候補の呼び声高い東山(京都)のエース高橋藍は1年生時からコートに立ち、そのポテンシャルを高く評価されてきた。340センチを超える打点からのスパイクに加えて、強烈なジャンプサーブは一級品。

 その高橋と、同年代トップレベルでしのぎを削るのが鎮西(熊本)の水町泰杜。1年生で臨んだ2017年度の春高バレーでは“スーパールーキー”として名前を馳せて日本一に貢献。スパイクにサーブ、レシーブとどれもよく、卓越したバレーボールセンスを備える。

 水町と中学3年生時のJOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学大会(JOC杯)の決勝で争った柳田歩輝も、注目選手の一人。名門・松本国際(長野)で代々、オールラウンダーに命名される“牛若丸”として春高の舞台に立つ。

 JOC杯で最優秀選手に選ばれた実績を持つ、駿台学園(東京)の伊藤吏玖や東福岡(福岡)の柳北悠李も高校で着実にステップアップを遂げている。伊藤は身長197センチの高さ、柳北は最高到達点345センチの打点、というそれぞれの武器を大舞台で発揮できるか。また2年生エースの柳北は、今大会で引退する上級生たちの思いに応えたいところだ。

(監修:「月刊バレーボール」編集部)

月刊バレーボール

1947年創刊。バレーボールの専門誌として、その黎明期から今日まで、日本のバレーボールを取り上げ、その報道内容は、全日本、Vリーグはもちろん、小・中・高・大学生、ママさんまで、多岐に渡る。
・「月刊バレーボール」公式サイト

関連リンク