春高バレー出場校・選手ランキング

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春高バレーに出場する注目校や選手を「月刊バレーボール」編集部が徹底分析! 男子・女子のランキング上位を寸評とともに紹介します。

順位    高校名    合計 攻撃力 守備力 選手層 高さ 完成度
1 東山 (京都) 46 10 9 9 8 10
2 松本国際 (長野) 45 10 9 8 9 9
2 駿台学園 (東京) 45 9 10 9 9 8
4 東北 (宮城) 43 9 8 8 10 8
5 鎮西 (熊本) 39 8 8 7 8 8

寸評

昨秋の国体を制した東山(京都)が1位にランクイン(写真は共同)

 今大会で優勝候補の呼び声高いのは東山(京都)。エースの高橋藍が攻守で高いレベルのパフォーマンスを発揮し、また中学時代に全国大会優勝の経験を持つセッターの中島健斗がその多彩なトスワークで勝利への方程式を組み立てる。昨秋の国体を制し、完成度も十分に高いと見受けられるが、唯一の懸念は春高バレー自体が6年ぶりの出場で経験者がいないことか。

 対抗馬の筆頭は昨夏のインターハイを制した松本国際(長野)。エースの柳田歩輝を筆頭に、全員が“攻めるサーブ”を繰り出して相手を圧倒する。

 また2016年度に“高校三冠”を遂げた駿台学園(東京)も長身ミドルブロッカーの伊藤吏玖を大黒柱に分厚い選手層を誇る。
 
 その駿台学園とトーナメントで同じ山に入ったのが、インターハイ準優勝の東北(宮城)。予想スタメンの平均身長は190センチ手前と、屈指の高さは見ものだ。

 そして2018年度春高優勝チームの鎮西(熊本)もサイズこそ大きくないものの、絶対的エース水町泰杜を擁し日本一奪還に燃える。

(監修:「月刊バレーボール」編集部)

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