春高バレー出場校・選手ランキング

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春高バレーに出場する注目校や選手を「月刊バレーボール」編集部が徹底分析! 男子・女子のランキング上位を寸評とともに紹介します。

順位    選手名    合計 豪快さ キレ味 跳躍 気迫   特性  
1 宮部愛芽世 (金蘭会) 37 10 9 10 8 スター性
2 荒木彩花 (東九州龍谷) 35 10 8 7 10 圧倒的高さ
3 和田由紀子 (京都橘) 33 8 10 8 7 鋭いサーブ
3 大山遼 (就実) 33 9 9 8 7 責任感
5 室岡莉乃 (東九州龍谷) 32 8 8 10 6 度胸

寸評

前回大会で最優秀選手に選ばれた宮部愛芽世が1位にランクイン(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 前回大会(2018年度)で金蘭会(大阪)を2連覇に導き、自身も大会最優秀選手に選ばれた宮部愛芽世は同年代をリードする存在だ。300センチ超える打点からのスパイクは他を圧倒する。

 その宮部と中学生時代から交流を持ち、日本代表のアンダーエイジカテゴリーで切磋琢磨(せっさたくま)してきたのが、東九州龍谷(大分)の荒木彩花。武器は何といっても身長184センチ高さで、持ち前のブロックで相手の攻撃をはね返す。

 京都橘(京都)のエース和田由紀子は得意のジャンプサーブで、相手のサーブレシーブを崩す。女子U-18日本代表ではキャプテンを務めるなど、コート上での存在感にも注目だ。

 就実(岡山)の大山遼は1年生時からレギュラーに名を連ね、2年生時にはエースにつけられる伝統の背番号「4」を背負った。ミドルブロッカーながら、ハイセットのトスも打ち込むことができるアタックセンスを持ち合わせる。

 彼女たち3年生が集大成となる大舞台で見せる躍動は見ものだが、注目したいのが東九州龍谷の2年生エース室岡莉乃。身長は162センチと小柄ながら、最高到達点は3メートル手前に達し、前回大会ではそのスパイクに見る者を沸かせた。

(監修:「月刊バレーボール」編集部)

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