春高バレー出場校・選手ランキング

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春高バレーに出場する注目校や選手を「月刊バレーボール」編集部が徹底分析! 男子・女子のランキング上位を寸評とともに紹介します。

順位    高校名    合計 攻撃力 守備力 選手層 高さ 完成度
1 就実 (岡山) 44 9 9 8 9 9
2 東九州龍谷 (大分) 42 9 9 7 9 8
3 金蘭会 (大阪) 41 9 8 8 9 7
4 京都橘 (京都) 40 8 8 8 8 8
5 文京学院大女 (東京) 38 8 8 7 8 7

寸評

昨夏のインターハイ女王である就実(岡山)が1位にランクイン(写真は共同)

 全体的に見れば、戦力が拮抗(きっこう)している印象が強い今年度の女子。その中でも注目は昨夏のインターハイ女王である就実(岡山)で、高さのある攻撃と磨き上げた守備を武器に高校二冠を目指す。

 その就実を昨秋の国体で下した名門・東九州龍谷(大分)は対抗馬の筆頭。春高バレーでは直近2大会で銀メダルと安定した強さを誇るが、悔しさもそれだけ募らせている。予想スタメンの半分を占める1年生のフレッシュな力も勢いに変えたいところ。

 そして東九州龍谷を2年連続、決勝で退けている金蘭会(大阪)も地力はある。今年度は全国大会無冠と例年よりも苦しい状況と見受けられるが、日本代表のアンダーカテゴリー経験者も多い。

その金蘭会をインターハイで破った京都橘(京都)も今大会注目チームの一つ。ダブルエースを擁し、伝統の立体コンビバレーで悲願の優勝を目指す。

 また全国屈指の激戦区である東京都で予選首位通過を果たした文京学院大女(東京)もあなどれない。姉妹校の中学時代に全国大会優勝を遂げた現1年生たちが大舞台に挑む。伸びしろは十分だ。

(監修:「月刊バレーボール」編集部)

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