あなたが選ぶ！Jリーグを彩った名助っ人
名古屋グランパス編
スポーツナビ上で投票を募った「アナタが選ぶ！Jリーグを彩った名助っ人」企画。現在J1に所属するチームでプレーした外国人選手を、各チーム最大3人選んで投票していただきました。8月2日から、順次全18チームの結果を公開します。
今回は名古屋グランパス編。1位に輝いた助っ人選手は!?
| 順位 | 選手名 | POS | 在籍年 | 得票率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ストイコビッチ | FW | 94～01 | 37.97% |
| 2 | ケネディ | FW | 09～14 | 13.64% |
| 3 | ジョー | FW | 18～ | 10.05% |
| 4 | ウェズレイ | FW | 00～05 | 9.37% |
| 5 | リネカー | FW | 93～94 | 4.85% |
| 6 | トーレス | DF | 95～99 | 4.64% |
| 7 | ガブリエル・シャビエル | FW | 17～ | 3.79% |
| 8 | ダニルソン | MF | 10～15 | 2.20% |
| 9 | ヨンセン | FW | 06～08 | 2.15% |
| 10 | ディド | GK | 92～94 | 1.85% |
| 11 | ジョルジーニョ | MF | 90～94 | 1.73% |
| 12 | デュリックス | MF | 95～96 | 1.50% |
| 13 | ヴァスティッチ | FW | 02～03 | 0.82% |
| 14 | シモヴィッチ | FW | 16～17 | 0.76% |
| 14 | ジョアン・シミッチ | MF | 19～ | 0.76% |
| 16 | マギヌン | MF | 08～10 | 0.62% |
| 17 | ウリダ | MF | 98～02 | 0.26% |
| 17 | ランゲラック | GK | 18～ | 0.26% |
| 19 | ダニエル | DF | 12～13 | 0.18% |
| 20 | エリベウトン | FW | 93～94 | 0.12% |
寸評
“ピクシー”こと名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチはリーグ全体で1位の得票数を獲得した。1994年にフランスのマルセイユから移籍してきたストイコビッチは7年間（8シーズン）で天皇杯2回の優勝、年間ベストイレブンに3回選出され、95年にはMVPに輝いた。01年に名古屋で現役を引退するまでの7年間で見せたプレーは今なお、名古屋だけでなくJリーグの伝説だ。監督としても6年間をチームを率いて、10年にはクラブ初のリーグ制覇を成し遂げた。
2位の長身FWケネディは風貌から“ジーザス”の異名も取ったが、まさしく救世主のごとくゴールを量産した。3位のジョーはまだ在籍2年目ながら得点王に輝いた昨年の活躍から考えれば納得。4位の“ピチブー”ことウェズレイも名古屋の歴史を彩った名助っ人の一人で、広島と大分でもトップ10に入っている。マルキーニョスと並ぶ、長くJリーグで活躍し、重大な足跡を残したレジェンドだ。（文・河治良幸）