1R、両者オーソドックスに構え、髪を赤く染めた山田がジャブを突く。これに対し京屋はリング中央に立ち、左フック・右ストレートと強打を振るう。京屋の左ボディに山田が下がる。京屋はこれを追いかけ右アッパー、右ストレートと攻める。
2Rも京屋が前に出るが、山田はこれを押し返し、右ストレートに左フックの上下打ち。京屋もしかし近距離から右・左とアッパーを突き上げる。ラウンド終盤は京屋が右アッパーを当てるが、山田も左フックを当て返す。
3R、接近戦の両者は京屋が右アッパー、左フックと圧力を掛ける。山田もしかし京屋の周囲を回って打ち返す。だが山田は左ボディフックを入れて効かせ、そこから連打をまとめ攻撃の止まった山田を見てレフェリーが試合を止めた(3R1分40秒 TKO)。
勝った山田は「負けたら終わりなので、勝ててホッとしてます。戦って下さった山田選手の思いも背負って新人王準決勝、全力で獲りに行きます」と次戦の抱負を語った。