連載:高津臣吾「明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと」

プロローグ

2022年、東京ヤクルトスワローズをセ・リーグ2連覇に導いた高津臣吾監督。令和初の三冠王村上宗隆選手をはじめとする主力の活躍、新たな若手の躍動、さらにベテラン、外国人選手の献身的な姿勢は、高津流マネジメントの賜物といえる。就任から3年、高津監督はどのような考え方のもと、チームの再建を果たしたのか――。2022年シーズン2連覇直後に刊行された高津監督の著書『明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと』(アルファポリス)より、一部を抜粋して紹介する。

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明るく楽しく、強いチームをつくるために僕が考えてきたこと

写真提供:株式会社アルファポリス

2021年、東京ヤクルトスワローズ高津臣吾監督は前年最下位だったチームをセ・リーグ優勝、さらに20年ぶりの日本一へと導いた。若手選手が次々と台頭し、主力・ベテランが思う存分力を発揮するそのチーム力は、スワローズの新黄金時代の到来すら予感させる。全ての選手が明るく楽しく野球を楽しみ、かつ勝負にも負けない。高津監督はこの理想のチームをどのようにつくり上げたのか――

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