ボートレース尼崎の「オールレディース競走 あまがさきピンクルカップ」（3月18日～23日開催）は21日、4日目を終えて予選ラウンドが終了。22日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜尼崎 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 鎌倉　　涼（大阪・大阪） 1コース1着87%
2枠 川野　芽唯（福岡・福岡） 2コース1着7%
3枠 廣中智紗衣（愛知・東京） 3コース1着7%
4枠 土屋　千明（群馬・群馬） 4コース1着6%
5枠 今井　裕梨（群馬・群馬） 5コース1着6%
6枠 黒澤めぐみ（神奈川･東京）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（昨年11月～）

　準優10Rは100期の内枠2人に、東京支部2人、群馬支部2人という組み合わせになった。

　1号艇は鎌倉涼（大阪出身・大阪支部35歳）【冒頭の写真・正面】だ。2･3･1･2･3･4･1着の活躍で予選3位通過。昨年6月の住之江オールレディース以来、約9カ月ぶりに準優1号艇を手にした。

　鎌倉は今期1コースで15戦13勝の1着率87％という強さ。現在1コース8連勝中だ。今節もここまで2回あった1号艇でいずれもきっちり逃げ切っており、準優に向けて不安要素はないだろう。

＜尼崎 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 田口　節子（岡山・岡山） 1コース1着70%
2枠 池田　紫乃（長崎・長崎） 2コース1着11%
3枠 樋口由加里（岡山・岡山） 3コース1着33%
4枠 片岡　恵里（岡山・山口） 4コース1着0%
5枠 津田　裕絵（山口・山口） 5コース1着0%
6枠 加藤　奈月（福井・福井） 6コース1着0%

　準優11Rは3号艇の樋口由加里に注目したい。樋口は今期3コースで18戦6勝の1着率33％という好成績。まくりで5勝、まくり差しで1勝をマークしており、自力で攻めていくケースが多い。

　樋口は今節ここまで3号艇が2回あり、2日目9Rでは3着、4日目5Rでは2着といずれも連に絡んでいた。準優でも舟券のカギを握ってくるのか。

＜尼崎 5日目 12R 準優勝戦＞
1枠 守屋　美穂（岡山・岡山） 1コース1着87%
2枠 宇野　弥生（埼玉・愛知） 2コース1着25%
3枠 平高　奈菜（愛媛・香川） 3コース1着29%
4枠 長嶋　万記（静岡・静岡） 4コース1着17%
5枠 細川　裕子（愛知・愛知） 5コース1着14%
6枠 落合　直子（大阪・大阪） 6コース1着6%

　準優12Rは予選トップ通過の守屋美穂が1号艇に座る。1･1･1･1･1･1･3着と開幕6連勝を飾るなど今節の話題を独占。優勝に向けて突き進んできた。準優もすっきり勝ち切って優勝戦1号艇を確保するか。

　その守屋の影に隠れがちだが、宇野弥生（埼玉出身・愛知支部39歳）【写真上】も今節充実ぶりが光る。1･6･1･3･1･1･6着で予選6位通過。初日に2コースまくり、2日目に4コース差し、3日目に5コースまくり差し、4日目に1コース逃げと多彩な技で連日白星を挙げ、節間4勝をマークしてきた。守屋と比較しても機力的に遜色はない。番狂わせを演じるチャンスは十分だろう。

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