疲れにくい「あぐら」のかきかたとは?
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疲れにくい「あぐら」のかきかた
基本的に、あぐらは腰痛や疲れの原因になるので、できればしないほうがいいです。ですが、上記のようなシチュエーションにあった際、お尻の下に折りたたんだ座布団やクッションを敷くと、体への負担が軽減します。
できるだけ腰の位置を高くしたほうがいいので、座布団やクッションは折りたたむのが得策です。
座布団やクッションを敷くと、腰の位置が足よりも高くなり、骨盤を起こしやすくなります。
通常のあぐらは、腰と足の高さが同じなため、人体の構造上、後ろにひっくり返らないように、骨盤が後ろに傾いてしまいます。
ですが、腰の位置を高くしてあげることによって、骨盤が起きるため、背筋をスッと伸ばすことができます。
女性には横座りが習慣化している人がいますが、横座りは、極力避けるようにしましょう。
体に左右差が生まれて、腰に大きな負担を与えてしまいます。
また、無意識に同じ側の足を崩すクセがつくため、骨盤のゆがみが慢性化したり、圧迫されて足の血流が悪化したりするため、健康状態にも悪影響を与えかねません。
長時間の横座りは避けるようにしてください。
あぐらから立ち上がる際にもポイントが!
これでは、腰に大きな負担がかかり、またかなりの筋力を使うため、疲れてしまいます。
頭の位置を変えず、重力の負荷を軽減するには、まずあぐらの状態から片足を立ててください。
そこから垂直に体を持ちあげれば、ほとんど力を入れなくても立ち上がることができます。
そして、もう一つ裏技があります。
前向きに立ち上がるのではなく、後ろ向きに立ち上がってみてください。
左足が前に出たあぐらなら、右回りに体を回しながら立ち上がると、少しだけ床を右手で押してやるだけで、簡単に立ち上がることができます。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【参考文献】『疲れないカラダ大図鑑』(アスコム刊)
【著者】夏嶋 隆(なつしま・たかし)
※この記事は2024年12月16日の再投稿(再編集)記事です
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