疲れにくい「あぐら」のかきかたとは?

ココカラネクスト

【(c)CoCoKARAnext】

今回は、「疲れないカラダ大図鑑」(アスコム社)より、居酒屋での「ラクな姿勢」についてご紹介します。

※リンク先は外部サイトの場合があります

疲れにくい「あぐら」のかきかた

居酒屋や和食屋に行った際、椅子や座椅子がない、といったシチュエーションってありますよね。そんなとき、とくに男性の方はあぐらをかくのではないでしょうか。

基本的に、あぐらは腰痛や疲れの原因になるので、できればしないほうがいいです。ですが、上記のようなシチュエーションにあった際、お尻の下に折りたたんだ座布団やクッションを敷くと、体への負担が軽減します。

できるだけ腰の位置を高くしたほうがいいので、座布団やクッションは折りたたむのが得策です。

座布団やクッションを敷くと、腰の位置が足よりも高くなり、骨盤を起こしやすくなります。

通常のあぐらは、腰と足の高さが同じなため、人体の構造上、後ろにひっくり返らないように、骨盤が後ろに傾いてしまいます。

ですが、腰の位置を高くしてあげることによって、骨盤が起きるため、背筋をスッと伸ばすことができます。

女性には横座りが習慣化している人がいますが、横座りは、極力避けるようにしましょう。

体に左右差が生まれて、腰に大きな負担を与えてしまいます。

また、無意識に同じ側の足を崩すクセがつくため、骨盤のゆがみが慢性化したり、圧迫されて足の血流が悪化したりするため、健康状態にも悪影響を与えかねません。

長時間の横座りは避けるようにしてください。

【(c)CoCoKARAnext】

あぐらから立ち上がる際にもポイントが!

そして、宴が終了していざ立ち上がる際、あぐらの姿勢から、頭を前に出し、両手を床について、「よっこいしょ」と、筋肉に負担をかけて立ち上がっていませんか?

これでは、腰に大きな負担がかかり、またかなりの筋力を使うため、疲れてしまいます。

頭の位置を変えず、重力の負荷を軽減するには、まずあぐらの状態から片足を立ててください。

そこから垂直に体を持ちあげれば、ほとんど力を入れなくても立ち上がることができます。

そして、もう一つ裏技があります。

前向きに立ち上がるのではなく、後ろ向きに立ち上がってみてください。

左足が前に出たあぐらなら、右回りに体を回しながら立ち上がると、少しだけ床を右手で押してやるだけで、簡単に立ち上がることができます。

【(c)CoCoKARAnext】

「疲れにくい座りかた」、是非活用してみてくださいね。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【参考文献】『疲れないカラダ大図鑑』(アスコム刊)
【著者】夏嶋 隆(なつしま・たかし)

※この記事は2024年12月16日の再投稿(再編集)記事です
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

日々快適に、そして各々が目指す結果に向けてサポートするマガジンとして、多くの方々の「ココロ」と「カラダ」のコンディショニングを整えるのに参考になる媒体(誌面&WEB)を目指していきます。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント