米フロリダ州のイニスブルックリゾートで行われていた「バルスパーチャンピオンシップ」は23日、最終ラウンドを行い、久常涼（ひさつね・りょう）は3打差の4位タイに終わった。

2打差の5位からスタートし、前半2バーディ。9番でボギーを叩いたが、要所で小技を駆使してしのいだ。
11番の連続バーディで首位に並んだが、16番で約4メートルを沈めたあと、17番でまたボギーを打った。

5バーディ、2ボギーの「68」で通算8アンダーにとどまり、2月のメキシコオープン（10位）に続く今年2度目のトップ10入りは決めたが、米初制覇は逃した。

優勝は通算11アンダーで、ノルウェーのビクトル・ホブラン。
大西魁斗（おおにし・かいと）は通算イーブンパーの42位タイだった。

⛳プレー後の久常の談話
「優勝を目指していたので少しそこの部分、足りなかったのは悔しいですけれど、いい形でプレーができたので良かったのではないか。今週はショートゲームよくなった部分も多かったので助けられました。あまりいつもと変わらない感じでしたけど、久しぶりの優勝争いで、優勝できなかった。すごい悔しいですけど、次につながるゴルフだったのではないか」