【BOATRACE】毒島誠が茅原悠紀の猛攻受け止め2節連続G1V 平和島トーキョー・ベイ・カップ

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 ボートレース平和島では20日に「G1開設70周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」(優勝賞金1200万円)の優勝戦が行われた。

 ファイナルの進入は枠なりの3対3。スタートはスロー3艇が0台の発進。こうなると技・機に勝るスロー勢に対して、ダッシュ勢は打つ手がない。1マークの攻防は、1コース先制態勢の毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真】と3コースから握った茅原悠紀の戦いにスポットライトが当てられた。僅かに握って出た茅原の方が1マーク、ターンの出口では優勢。内の毒島に対して2マーク付近では外の茅原が半艇身ほど余裕がある形だったが…。

 2マーク先制は毒島、それに対して茅原は差しを狙いたい局面だったが、内側には差して浮上してきた篠崎元志の姿。前の毒島、後ろの篠崎元、この2人の艇運びで茅原は差しコースを失ってしまい、大きく外を握る展開に。

 ここで首位攻防は勝負あり。毒島はそのまま残りの2周を丁寧にクリアして優勝のゴールへ。茅原は惜しくも2着。3着は篠崎元となった。3連単は1-3-2で720円の2番人気。

 勝った毒島は通算83回目、G1タイトルは18回目の優勝。前走地の尼崎周年から連続Vとした。ただ、勝ち上がりの第一声は「進んでいない、ギリギリでしたね~。(茅原選手のターンが)やっぱり思ったとおりすごかったですね」と薄氷を踏むような勝利を振り返った。

 さらに「今節はあまり作業(プロペラ調整)もできていなかったし、すごく運が良かったなと思います。次はSG(若松ボートレースクラシック)がありますので、そこでまた盛り上げられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と、前操者(古賀繁輝)の特殊な形のプロペラを大きく調整できなかった反省点は口にしたが、最後は笑顔と小さなガッツポーズでファンの声援に応えてみせた。

毒島はこの優勝で賞金1200万円を獲得。今年の獲得賞金を3683万円として、2025年も賞金ランキングトップの位置に立った。昨年のグランプリレーサーはG1連続Vの波に乗って、今年初のSG戦・若松ボートレースクラシック(25日が初日)へと戦いの舞台を移していく。

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